第2の人生の構築ログ

自分の好きなことをやりつつ、インカムもしっかりと。FIRA60 (Financial Independence, Retire Around 60) の実現を目指します。SE を生業としていますが、自分でプログラミングしながら自分が欲しいと思うアプリケーションを作ることが楽しみです。旅行と温泉、音楽と読書は欠かすことができません。

アナログの手帳 ジブン手帳とCampusノート

「過去に使っていた手帳はどうしているか?」という話題があったのですが、私の場合は基本的にはとっています。

どういう目的で使っている手帳なのかにも依ると思いますが、ここ3年くらいは、予実(予定/実績)を記入するKOKUYOのジブン手帳、物事を理解/整理するために書き殴るKOKUYOのCampusノート(手帳というよりメモ・ノートですね)、と2種類使っています。

www.kokuyo-st.co.jp

コクヨ キャンパスノート ドット入り罫線 5冊パック B5 B罫 30枚 ノ-3CBTNX5

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本職はIT系で、基本的には PC/Mac で仕事をしており、デジタルで完結できるのです。そのため、手帳はほとんど使ったことがありませんでした。しかし、3年前くらいから敢えてアナログな手帳を使い始めました。
理由の一つはお恥ずかしい話なのですが、たまに手書きする際に漢字が書けなくなってきたのに気づいたことでした。これはヤバイと。。また、字は下手なのですが、さらに文字を書くのが凄く不自然な感じがし、このまま退化してしまうのではないか・・・という不安が襲い、ボケ防止?も含めて文字を書くことを改めて習慣づけようと思ったのでした。

ノートに関しては、実は会議などではメモなどは取らない方です。そこでの議論に集中したいためです。 精通していないことを把握する必要があるとき、ちょっと自分には高度で頭の中を整理したいときなどにノートを頭の整理のために使い、手で絵とかキーワードとかを結びつけながら理解していくのに役立ています。

手帳の選別にあたっては、過去あまり手帳を使ったことがなかったので、実際に書店に足を運んで実物を触ってみたり、Web で情報集めを行いました。

ただ、手帳に求める機能はそこまで多くなく、予実(予定/実績)の管理が日単位、時間単位でできること、月と週で管理ができること、がまずは満たせていればと、かなり緩い要求でした。レイアウトの良さ、方眼があること、いろいろと機能があるようで実はシンプル、というところでジブン手帳を選びました。(Biz を使っています。)

手帳をまともに使ったことのなかった自分ですが、今年でジブン手帳3冊目、3年目に入りました。思ったより効果があるなと思った点は2つです。

1つ目は、冒頭、「過去に使っていた手帳はどうしているか?」の質問の答え、「とっている」の理由にもなるのですが、年数を重ねると出てくる効果があります。

前年、またその前の年などと、比較ができる点です。季節的、時期的な要因などを含めて前年、その前の状況と比較してどう考えるか?ということはあります。また、過去の手帳のメモから思いがけない気づきがあることもあります。その時に直面している事柄に過去のメモを書いた当時には与えなかった意味合いを与えることがあるのです。情報は受け手によって価値が変わります。それは、同じ人間でも、変わることがあると思います。その人の経験したことに依って受ける意味合いが変わってくると思うのです。
その年のその週(今ですと12週目)の予実を見ながら、その前年、そのまた前の年の予実を見ながら、ヒントをもらったり、自分を戒めたりもしています。以下は2017年、2018年、2019年の Week 7 を並べたものになります。

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Week7 2017, 2018, 2019 3年分
実はこの効果は、Day One というアプリを使っていて気づいた点でもあります。

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ライフログ的な記録、ちょっと思いついたことなど、手帳は残念ながらいつも身につけて持ち歩いているものではありませんので、スマフォの Day One アプリでさらっと書き込みます。毎日、その日付の過去の記録を一覧でリマインダーしてくれるのですが、こっちは2014年7月から使っていることもあり、約5年分のログが蓄積されており、もう、2年以上前の内容などはほとんど忘れていることだらけです。。当時の書き込みを時には懐かしく眺め、時には改めてインスピレーションを受けることもあります。

2つ目は、ToDo リストです。デジタルでずっとやっていたのですが、ジブン手帳にはToDoリストを書き込み易いスペースが多くあり、活用しています。デジタルだとインプットは確かに楽で便利です。ただ、それを後でチェックはするのですが、意外と実行まで及んでいないケースというのが多かった気がします。(ToDo やるやる詐欺) それがほとんどなくなりました。タスクとして書いたものは必ず処理するようになりました。また、週次で見返したときのいい振り返りになっており、先の予定の確認になる、というメリットもあります。
これは、アナログの手帳の閲覧性、俯瞰しやすいという機能性によるメリットがあるように思います。ここは今も昔も変わらないアナログの強さですね。

手帳は書き込む内容でその有用性も変わってくると思っています。また年数を重ねてより活用できるようにしていきたいと思います。