第2の人生の構築ログ

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沖縄旅行4日間の3日目 2019

2019年沖縄旅行の3日目です。

[09:10] 中城城跡 (なかぐすくじょうあと)

昨年の今帰仁(なきじん)城跡、今年1日目の首里城に続き、グスク(城)巡り3カ所目です。

中城も前回取り上げた「ペリー提督日本遠征記」に登場します。「第8章 大琉球島奥地調査」の中で、ベリーの艦隊からの調査隊の一団が調査を行った探検記録的が記載されています。

ペリー提督日本遠征記 (上) (角川ソフィア文庫)

ペリー提督日本遠征記 (上) (角川ソフィア文庫)

その記載によると、6日間で那覇->具志川->金武->恩納->北谷->那覇と廻っており、2日目に中城村のバナー・ロックで休憩を取った後、中城を訪れています。

そこは島のこの地区の最高峰だということがわかり、両方の海岸をかなり遠くまで見わたすことができたので、私は旗を持ってくるように命じ、岩のてっぺんにそれを翻した。... われわれはこの岩を「バナー・ロック」と命名した。

ペリー提督日本遠征記 (上) (角川ソフィア文庫) | M・C・ペリー, F・L・ホークス, 宮崎 壽子

これは、「ペリーの旗立岩」と呼ばれるもののようです。

バナー・ロックを出発してから1時間もしないうちに、われわれは古代の城塁を発見して驚いた。 城塁は、中央分水嶺の支脈の頂上に、湾を望むような位置を占めていた。

ペリー提督日本遠征記 (上) (角川ソフィア文庫) | M・C・ペリー, F・L・ホークス, 宮崎 壽子

上記の描画が中城のことです。首里城も、今帰仁もそうだったのですが、沖縄のグスクは海を望む高台にあります。

以下は入場チケットの半券のスケッチですが、まさにこの調査隊が見た中城のスケッチです。スタッフの方が「真ん中のペリーが、、」と説明されておりましたが、ペリーはこの調査隊にはいなかったはずですので、絵を描いたハイネさんが盛ったのか、他の誰かなのでしょう。

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中城城跡はなんと言ってもアーチ門です。

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景色もスバラシイです。「両方の海岸をかなり遠くまで見わたすことができた」と描かれていたように、下の写真の左側は沖縄本島の東側の海を、右側は西側の海を望んでいます。そして、相変わらずの城跡の曲線美です。

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岩に刻まれた急な階段を下りて北側へ出ると、城塞のすぐ下に洞窟があり、その底に冷たい清らかな水をたたえた池があった。この場所には繁栄する群葉がびっしりと垂れ下がっており、太陽の光も届かなかった。

ペリー提督日本遠征記 (上) (角川ソフィア文庫) | M・C・ペリー, F・L・ホークス, 宮崎 壽子

この描画を覚えており、井戸を見つけたときには感動しました。。

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[11:20] みちの駅かでな

米軍嘉手納基地に隣接する道の駅かでなです。お昼に向かう途中に立ち寄ります。
4階の展望場からは基地が一望でき、戦闘機の離陸が見られるということだったのですが、時間内でこの目で見ることはできませんでした。マニアの方にはたまらないのかもしれません。

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[12:15] 島やさい食道 てぃーあんだ でお昼を

読谷村の海岸沿いにある島やさい食道 てぃーあんだ でお昼をとりました。古民家がお店になっており、庭のお手入れも行き届いており、気持ちのよいお店でした。

食したのは沖縄の家庭料理です。ボリュームありそうなのですが、野菜メインで、ヘルシーな感じでさらっと食べてしまえ、お腹にもまったくもたれません。沖縄の家庭料理ってとても体にいいのではないかな、と初日にも食べたホテルでの沖縄料理も含めて感じました。

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[15:10] ブセナ海中公園でぶらぶらと

ホテルに一旦戻り、ホテルの目の前にあるブセナ海中公園をぶらぶらとすることにします。

途中からエメラルドグリーンに変わる砂浜の海、その境目がどうなっているのか知りたくて、シャッターチャンスを狙いつつ取ったのが以下の写真。エメラルドグリーンに見えるにはある程度の深さも必要ということなのでしょうか。

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[19:30] 沖縄料理 ちぬまん

夜は沖縄食材をふんだんに使った料理を食せるということで居酒屋風レストラン?沖縄料理 ちぬまんへ。

www.chinuman.com

昨年の旅行でも思ったのですが、まだ未成年のいる家族でも居酒屋に入るというのも意外にありかな、と。いろいろな食材をみんなで食べられるのがいいですね。今はタバコも禁煙、分煙となっているお店が大半ですし。

3日目は以上になります。4日目に続きます。