元々のモバイルのメイン機はiPhoneで、あれ?スマホどこに置いたっけ??というような時は「iPhoneを探す」で探していました。
Android にも同じような機能があり、「デバイスを探す」がその機能となるのですが、これは Android 端末の悪い点だと思うのですが、ベンダー、キャリアの実装によってやり方が違ってきます。よく言えば各ベンダー、キャリア毎の差別化なのかもしれませんが、方向性として合わない、センスとして共有できないものが多く、とにかくシンプルなもので、というのが私の好みです。
Pixel の良いところはほぼ素の Android で、シンプルなところです。ここでの設定情報は、Android 9 ベースのものになります。
「デバイスを探す」を利用可能な状態としておくためには、Android の設定で、「デバイスを探す」が有効になっている必要があります。Pixel の場合は、「設定」から「セキュリティと現在地情報」へと進みます。ここで「デバイスを探す」が ON になっている必要があります。
この状態で、ブラウザから android.com/find
(https://android.com/find) にアクセスを行っています。Android で利用している Google account でログインしてれば、以下の情報が確認できます。
日比谷公園の近くに居たときの情報ですが、デバイスの位置情報が確認できるのと、「音を鳴らす」、「端末を保護」、「端末データを消去」などの機能もここで合わせて利用できるようです。いざという時は役立ちますね。
上記の画面には、Pixel 3 だけでなく、もう一台、端末が見えています(左上の小さなアイコン)。これは、Galaxy Note8 の方なのですが、同じ Google アカウントが利用されているデバイスの情報がここで一緒に確認できます。Pixel 3 と同じ情報、機能が提供されていました。
ちなみに、この「デバイスを探す」の機能が Galaxy Note8 のデバイス側でどう見えるかと言いますと、「設定」から入るのは同じなのですが、「生体認証とセキュリティ」->「端末リモート追跡サービス」と入っていきます。
同じ Android で、同じバージョン 9 なのですが、随分と違いますね。また、Galaxy は android.com/find
だけでなく、Samsung が用意するサービスでも機能提供がされているようです。同じことをやりたいのに複数の機能があり、このあたりが個人の感想としてはシンプルでないのです。(このベンダーの機能にまた追加でキャリアの機能がありますし・・・)
このようにデバイスの種類毎にオペレーションが変わってしまっていると、家族で同じ Android 端末をもっていたとしても、何とも運用し辛いですね。それもあり、今回は、妻、娘は Pixel 3a になり、Pixel で統一しています。