第2の人生の構築ログ

自分の好きなことをやりつつ、インカムもしっかりと。実現していく過程での記録など。読書、IT系、旅行、お金に関係する話などの話題。

すきま時間で金沢観光

先日1泊2日で金沢に仕事で行っていました。観光する時間はほぼなかったのですが、お客さんの会社の場所がよかったので、お客さんの会社への行き帰りを使ってすきま時間プチ観光をしてきました。その記録です。

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しかし、新幹線は強力ですよね。10年以上前に一度車で行った記憶があるのですが、金沢はかなり遠かったイメージがあります。北陸新幹線かがやきを使いますと新宿から大宮->長野->富山->金沢と3時間弱で行けてしまいます。今回一泊しましたが、無理すれば日帰りも可能な範囲ですね。。

金沢駅近くに宿をとり、仕事は近江町近くでというシチュエーションです。

金沢駅

金沢駅です。

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地元の方が言っていたのですが、新幹線が来るまでは金沢駅周辺はあまり栄えていなかったようです。新幹線後は観光客の足の拠点になり、あっという間に賑やかになり、その他の観光地含めて人の数が桁違いに増えたということでした。

近江町市場

過去に一度訪れてたといっても金沢はほとんど初心者で、観光名所もおさえていません(兼六園が浮かぶくらい)。到着した日の昼飯は何故かどうしてもカレーが食べたくなりました。私の脳内では金沢=カレーというB級グルメ思考となっており、到着した金沢駅でネットで調べていたところカレーのチャンピオンが良さげでしたので、金沢駅から歩いてカレーのチャンピオンを目指すことにしました。

お店が近くなってきて気付いたのですが、何やらかなり賑やかなところです。そう、そこは金沢市民の台所と言われる近江町市場でした。

ohmicho-ichiba.com

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エビ、貝などは買ったその場で生で食べることもできたりと、これは仕事無しでもう一度来て食べ歩きをしなければと心に留めました。

カレーのチャンピオン

お昼はカレーのチャンピオンでLカツカレーです。近江町市場のいちば館B1にあります。

カレーのチャンピオンの創業者、田中吉和さんが金沢カレーのレシピを考案したと言われているようです。ステンレス皿、キャベツ、ソースがかかったカツが特徴的です。

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見た目と食べ始めて(濃厚系のカレーですね)、「あれっ?これはどこかで食したことが・・・」と思ったのですが、そうです、ゴーゴーカレーです。あまり意識できていなかったのですが、今更ながらゴーゴーカレーは金沢カレーだったんですね。。

おいしかったです。

夜は海鮮丼で

お昼近江町市場の賑わいを見ていましたので、夜は近江町市場で海鮮丼と決めていました。

と、夜訪問するとあたり前なのかもしれませんが、1Fの市場は店はほとんどしまっておりました。。いちば館の2Fの食堂フロアはやっており、そこでお魚をいただくことにしました。ひら井いちば館店です。

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美しいですね。2,500円です。最近は仕事絡みでは築地のお魚、プライベートでは角上魚類さんのお魚を食べておりましたので、改めて思いっきり感動!というところまではありませんでしたが、確かにおいしかったです。

宿泊は駅近ドーミーイン金沢で

宿泊は金沢駅から徒歩5分圏内のドーミーイン金沢で。これは先日書いた以下の記事になります。温泉もあってよかったです。今度金沢に来る時には能登半島あたりの温泉まで足を伸ばしたいです。

www.morelife.work

武家屋敷跡 野村家

次の日の仕事を終え、駅に戻る時間を使って武家屋敷をまわりました。前田家に仕えた重臣野村家の屋敷跡です。この屋敷に入るのは有料(550円)です。なかなか来る機会のないので、思い切って門をくぐりました。

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見てよかったです。すばらしい庭園ですね。

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最も気に入ったのは茶室でした。階段をあがった2階に茶室があり、窓から庭園全体を望むことができます。いや、この茶室の空間、スバラシすぎます。いつかこういう場所で時間を過ごせるようにしたいですね。

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ちなみにこの庭園、ミシュランの2つ星を獲得しており、また、米国の庭園専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」誌という私からするとかなりマニアックな専門誌で第3位になっているようです。

確かに外人さんも多く、庭園を熱心に写真に撮っている方もいました。

ひがし茶街

街並みだけでも見たかったので最後に回ってきました。重要伝統的建造物群保存地区に選定されている「ひがし茶街」。出格子のある家が特徴的です。

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ホントはここでお茶、お菓子などを食するべきなのでしょうが、時間がなく、きんつば中田屋さんできんつばだけ買って帰りました。。(ここのきんつばはホントおいしいです。)

金沢の観光地巡りには「城下まち 金沢周遊」バスが便利

金沢で感じたのは観光地がコンパクトに纏まっていて回りやすいのではないかということ。バスがとても使い勝手がよいという点でした。観光用の時間はほとんどとれなかったのですが、この便利なバスがあったお陰で移動に便乗してちょこちょこと観光スポットを見ることができました。

その便利なバスは北陸鉄道が運営している「城下まち 金沢周遊」というバスです。通常、知らない場所でローカルのバスに乗るのは土地勘がないだけにかなりの高度なテクニックになるのですが、このバスはデカデカとそのバスであることがわかるカラーリングがされており、種類は左回りルート、右回りというルートという2種類だけで循環バスですので分かり易く迷わず乗ることができます。バス停も識別し易いものを別に用意してくれています。

下の写真は左回りルートのバスで緑ベースになっています。右回りルートは赤ベースです。本数もそこそこ出ており(15分間間隔)、1日フリー乗車券(大人500円)もありますので、今度観光で来るときにはこれをフル活用すると思います。

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www.hokutetsu.co.jp

今回は観光と言える観光はできませんでしたが、すき間時間でちょっとプチ観光できたのはよかったです。ただ、お城好きの私としては金沢城が見られなかったのが残念でしかたありません。また訪問します。

最終日のお昼は駅弁で

2日目は金沢で昼食を取る時間が無くなってしまい、久しぶりの駅弁となりました。駅で購入し、新幹線乗車後速攻で食べました。。前田利家をはじめ、歴代藩主が場内での宴席の折りに食されていた献立の文献をベースに食材や調理法を現代風に工夫して仕上げたという「利家御膳」です。

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前田利家については詳細を知らず、かねがね知りたいと思っている武将の一人ではありましたので、これを機に文献をあさってみたいと思います。

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