簡単なソースコード、設定ファイルの保存、共有に便利な gist ですが、コマンドラインで使えると更に便利だったのでそのメモです。
gist のサービスは以下になります。"GitHub" のアカウントが必要です。
Web インターフェイスで使っているだけでも全然便利なサービスです。
コマンドラインで使うには、gist
コマンドをインストールします。Githubのレポジトリは以下になります。
インストール
Ruby がインストールされていれば、
gem install gist
でいけます。Homebrew であれば、以下でいけます。
brew install gist
まずはログイン
まずは github のアカウントでログインしておきます。
gist --login Obtaining OAuth2 access_token from github. GitHub username: hoge GitHub password: Success! https://github.com/settings/tokens
参照
登録されている gist の一覧を確認します。
gist -l https://gist.github.com/8026486d403a6ccf77eb0cf765f92912 Data URI Scheme sample data https://gist.github.com/b5b77281ee523d3f61a3bbbe8a4ce3ee Data URI Scheme Sample HTML
中身を確認します。-r
オプションに gist のID
を指定します。上記の一覧の最後の gist を見る場合には、https://gist.github.com/
の後にある b5b77281ee523d3f61a3bbbe8a4ce3e
が ID になります。
gist -r b5b77281ee523d3f61a3bbbe8a4ce3ee
登録と更新
gist にも公開範囲があります。public と private です。一般に公開する場合には、以下のコマンド名、ファイル名というシンプルなコマンドでいけます。
gist Brewfile https://gist.github.com/6550544574b89765ccb2b215c4eace60
確かに登録されました。
変更された分を更新します。更新したい対象の gist ID
と実ファイルを指定します。
gist -u 6550544574b89765ccb2b215c4eace60 Brewfile https://gist.github.com/6550544574b89765ccb2b215c4eace60
確かに登録された gist の情報が更新され、Revision もあがっています。
private (自アカウントでの更新/参照権限のみ) にする場合には、-p
オプションを追加します。
gist -p .gitconfig https://gist.github.com/928db3e94beb34f494b2779013183f2f
確かに Secret
となっています。
他にも幾つか機能があります。gist -h
で確認できます。
いやぁ便利です。