温泉巡りを行いたいところだったのですが、新型コロナウィルス騒ぎもあり、人混みは避け、温泉も念のため我慢、人の少なそうな田舎をぶらり旅しましょう、ということで今回は秩父神社・宝登山神社とともに秩父三社の一社であり、関東最大のパワースポットとも言われる三峯神社に行ってきました。
とにかく空気が違う
とくかくに空気が違います。凜とした空気で気持ちも引き締まるところです。
三峯神社は秩父多摩甲斐国立公園の三峯山(園地)の一部になります。ハイキングコースもあるのですが、今回は三峯神社の参拝だけとしました。また、三峯神社の中に日帰り温泉の施設もあるのですが、今回は我慢して入らずに帰ることにしました。
三峯神社の「白」い「氣守」(きまもり)
訪れるまでは全く知らなかったのですが、この三峯神社で毎月1日限定で頒布(はんぷ)されていた「白」い「氣守」(お守り)をフィギュアスケートの浅田真央選手が手にしていたことで大きな話題になっていたようです。限定で頒布される1日に凄い数の参拝者が訪れるようになり、周辺道路が大渋滞となるなどで問題となっていたようで、現在は「平成30年6月1日(金)から確実な解決策が整うまでの間、やむを得ず『白』い『氣守』の頒布を休止させていただくことと致しました。」となっています。
特徴的な鳥居 (三ツ鳥居)とオオカミ
三ツ鳥居(みつとりい)と言われる(三輪鳥居とも)特徴的な三峯神社の鳥居です。珍しい鳥居ですよね。私は初めてみました。
ちなみにこの鳥居のところにも上記「白」い「氣守」のアナウンスも行われていました。
また、珍しい点として、鳥居の横にいるのは、狛犬ではなく、オオカミです。オオカミを神として祀る信仰がこの辺りにはあるようで、その中心地が三峯神社とも言われています。
三峯神社は、日本武尊がこの国の平和と人々の幸せを祈り、国生みの神、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)・伊弉册尊(いざなみのみこと)をお祀りしたのが始まりです。お使い(神様の霊力を受け、神様と同じ働きをするとして仰がれる動物)はオオカミです。日本武尊の道案内をされ、その勇猛、忠実さから、当社の使い神に定められたと伝えます。
またオオカミとは、三峯山の不思議な霊気を言うと古書にも見え、大口真神(親しみを込めてお犬様、ご神犬、御眷属様とも呼ばれる)は、あらゆるものを祓い清め、さまざまな災いを除くと言われます。
三峯神社にいるのは全てオオカミです。
ちなみに、「オオカミ」の名前の由来として、日本武尊が名付けた名前「大口真神」から、「大きい神」、「オオカミ」となったという話があります。オオカミは確かに口が大きいですよね。(赤頭巾ちゃんの話でもそうでしたね)
樹齢800年の神木から氣をもらう
樹齢800年と言われる立派な杉です。みなさん、手をあてて氣をもらっています。
本殿参拝と敷石の龍
1800年に建立された拝殿を参拝します。
(GoPro片手に持ちながらスマホで写真を撮るとしっかり水平になっていないですね。。補正しました。。)
本殿の横の敷石に面白いものがあります。 敷石に赤い目の龍が浮かび上がっているものです。
確かに赤い目が。不思議ですね。平成24年の龍(辰)年に現れたものだそうです。
確かに自然からの凄いパワーを感じる場所で、こんな山の上にわざわざ苦労してこんな神社を作られた理由もわかるような気がしました。
三峯神社についてには、以下のサイト、Youtubeでも詳しく紹介されており、行く前に見ておけばよかったと反省しております。。
【開運】御朱印 埼玉県秩父市 三峯神社参拝/japanese shrines and temples!
訪問するのにはちょっと難儀な場所にはありますが、雰囲気がとてもよく、気持ちのよいところです。パワースポットと言われる理由もわかる気がします。 また機を見て訪れると思います。今度は温泉もセットにしたいですね。
今回の都内(と言っても八王子。。)からの道順
今回の道順です。
車のナビ、Google map 共に上記道順を最短(2時間30分ちょい)と示しましたので(他より約20分から30分早い)、中央道で山梨まで入り(勝沼IC)、山梨から秩父に向かう道順を使いました。140号をまっすぐ進む手もあったのですが、同行者が酔ってしまう可能性も考慮し、今回の道の方がよかったのではないと思っています。
しかし、「天に近い神域」と言われるだけあって、三峯神社はすごい山奥にありますので、それなりに運転は疲れるかもしれません。。まぁそれだけ着いた時の感動もひとしおかもしれませんが。
公共機関を使う場合は、西武観光バスが西武秩父駅~三峯神社間をつないでくれています。車で訪問したのですが、結構な山道をクネクネ走ってようやくたどり着く感のある場所です。駐車上は満杯、こんな辺鄙な(失礼。。)ところにこの時期にもそれなりの数の方が参拝しており、人気の高さがうかがえます。
帰りに富士見茶屋いろりでほうとうを
国道140号を下って甲府盆地に下っていく途中の富士見茶屋いろりで遅い昼食をとりました。
中にいろいろな骨董品が置かれており、結構歴史のあるお店なのかなと思わせます。芸能人も多く訪問されていたようで、写真も飾られておりました。
富士山はホント素敵ですね。この眺望だけで凄く感動するのですが、ここに住まれている方々はもう慣れっこなのでしょうか。。
ほうとう定食を食べたのですが、甘くクリーミーな味のほうとうでした。お赤飯がついてきていたのですが、脇役だったのですが、このお赤飯とても好きでした。。