パワースポットの宝庫と言われる青梅市にある御岳山。その山頂には関東一円を見晴らす武蔵御嶽神社があります。天気の良いとある夏の日、参拝してきました。ホント見晴らしの良いところで、暑い日だったのですが、山頂は涼しく、とても清々しい気持ちになるよいところでした。
東京西側での山登りといったら高尾山が有名ですが、その北西、奥多摩湖近くに御岳山はあります。高尾山と同様に山頂に向けてはケーブルカーが用意されており、途中までケーブルカーを利用します。その後は、武蔵御嶽神社をめざす人、御岳山の散策を行う人、いろいろです。どのコースを散策するのかにも依ると思いますが、高尾山に来ている方々より、御岳山に来ている方々の方が本格的な登山装備をされている方が多いように感じました。
いろいろ回りたかったのですが、今回時間的な制約もあり、天狗山、七代の滝と言った御岳山の散策は行わず、武蔵御嶽神社への参拝だけとなりました。
御嶽山には最初から歩いて行くこともできるのでしょうが、登山目的で来られる方も含めて大半の方がまずはケーブルカーを使い、滝本駅から御岳山駅まで移動しているようです。 登山家でもない一般ピーポーな私たちは当然ケーブルカーを使います。車できておりましたので、乗り口の瀧本駅の目の前の駐車場を使いました。
ケールブルカーは「御岳登山鉄道」となっており、京王グループなんですね。
いや、結構な角度です。最大勾配斜度25度となっています。
こちらは山の上側、御岳山駅からの景色です。
ちなみに、高尾山のケーブルカーとどちらが急なのだろう?とふと思い、確認してみました。「ケーブルカーの線路では日本一の急勾配」は高尾山の方で、こちらは31度だそうです。以下は2018年に訪れた時の写真ですが、確かにそう書いてあります。
ケーブルカーの御嶽山駅から武蔵御嶽神社を目指して歩きます。
御嶽山の面白いのが、"御師が営む「天空の宿坊」御岳山"と言われているように、ケーブルカーで登ってきた到着駅となる御嶽山駅から武蔵御嶽神社までの道のりまで、山頂付近に御師集落が点在し、25件の宿坊があるところです。「宿坊」というのは、お寺や神社の宿泊施設を指すようで、元々は、僧侶や参拝者が泊まるための施設だったようです。現在では、宿坊・旅館として一般の方も宿泊できるようになっているようですが、こんな山頂に集落が・・・とちょっと驚きました。飲食店、お土産屋さんもあるのですが、残念ながらコロナ禍の中で営業をしばらく取りやめているお店もあるようで、本来はもっと賑やかな場所なのではないかと思われました。
ユースホステルなどもあるようです。
一度泊まってみたいなぁと思ったのですが、ちょうど見ていたスーツさんの YouTube で大山の宿坊に泊まる回がありました。大山よりはこぢんまりした感じですが、確かにこのような雰囲気があります。
御岳山の宿坊に泊まられている動画もありますね。こちら分かりやすいです。あぁ、やっぱり泊まってみたい。。
ちょっと脱線してしまいました・・・・話を戻します。。
なかなか急な坂が続きます。私は比較的歩き慣れているからよいのですが、あまり歩き慣れていない方はそれなりにくると思います。。靴などはワーキング用のしっかりしたものを履いておいた方がよいと思います。
ようやく武蔵御嶽神社に到着です。
このカッパとフクロウさんのベンチ、ともてキュートです。
幣殿・拝殿です。振り返ると、思えば高いところ(遠くへ)来たもんだ、という感じです。
境内の奥へ行くと、奥宮の遙拝(ようはい)所があります。今日は奥宮まではいけませんので、こちらから拝みます。
「関東一円を・・・」というのは大袈裟でなく、境内から見渡す武蔵国(関東)の景色は素晴らしいです。
今回は午後の数時間ほどしか使えないスケジュールでの訪問でゆっくりすることができませんでしたが、とても気持ちのよいところで、また参拝したいのと、次回は御岳山のその他のスポットも回りたいと思っています。
ちなみに、御嶽神社のLIVEカメラなんてあるんですね。
御岳山の生活がよくわかる動画(2008年7月放送)です。御師の生活が描かれており、こんな世界、生活、生き方もあるんだと、改めて自分の知らないことの多さに考えさせられました。