明けましておめでとうございます。2022年が皆様にとっても明るく希望に溢れる1年となりますように！
今年はカレンダーの関係上、あっと言う間の年末年始休暇という感じです。明日から仕事始めという方が多いのではないでしょうか。
2021年の年末の話となるのですが、数年ぶりに所用で鹿児島を訪問していました。今回は観光というよりは、メインの用事が別にあっての訪問だったのですが、おまけで回れるところを幾つか訪問してきましたのでその記録になります。
幸先よく羽田->鹿児島の飛行機の中から富士山の絶景が
飛行機の中ではいつもは寝ていたり、本を読んでいたりで外の景色などはほとんど気にしていないのですが、今回初めて富士山をまともに拝むことができました。羽田空港09:05発 ANA 621 便になります。天気の良さ、時間帯にも恵まれたのかもしれません。
【1日目のお昼】黒豚の館は何もかも絶品
鹿児島といったら黒豚です。飛行場から霧島神宮方面へ車で約30分弱、霧島高原ロイヤルポークが運営する産直レストラン黒豚の館があります。飛行機で鹿児島に到着後、その足で黒豚の館に向かいました。
メディアでも取り上げられることの多い黒豚の館ですが、いや、これは感動するレベルのおいしさです。 いろいろな種類で黒豚を味わいたく、ヒレ・ロース・しゃぶかつの味が楽しめる黒豚三昧かつ定職を食したのですが、どれも素晴らしい。野菜もシャキシャキしておりホントにおいしかったです。調子に乗って黒豚ベーコン、ウィンナーなども頼んだのですが、これもおいしい。
お肉版ミルフィーユ(ミル・クレープの方が近い？？)と勝手に呼んでいるしゃぶかつ(写真一番右側)は初めて食べたのですが、この食べ方おいしいですね。絶妙な重ね合わせと隙間の関係からかお肉の甘みを引き立てます。
鹿児島で食事をして思うのが、もちろん、そのおいしさも満足感を上げるものですが、コストパフォーマンスですね。東京でもおいしい料理を提供するレストランはありますが、ホントにおいしいものを食べたいときにはそれなりの価格帯になります。鹿児島などは"普通"の価格帯でホントにおいしいものを提供してくれ、コストパフォーマンスが高く感じられます。
人気店のようで時間帯によってはそれなりに待つことになりそうです。
【1日目夕飯】首折れサバをお刺身で
サバを刺身で食べるというのはなかなか東京ではやらないのではないでしょうか。元々屋久島で有名な首折れサバ。「首を折って血抜きすることで鮮度を保つ「首折れ」」という技法は、屋久島あたりの漁師は昔から普通に行っていた手法のようで、当日船で釣り、そのまま人の手を触れずに首折れしたサバを刺身でいただきました。いやぁ、こんな新鮮なサバを食べたのは初めてでした。「ゴリッ」とした食感があり、しまりがスゴくよいです。甘みのあるかんぱちの刺身と一緒においしくいただきました。
【2日目の朝の(?)デザート】紫芋モンブランソフト
鹿児島といったらお芋です。鹿児島の中心街、山形屋デパートの目の前にあるよかど鹿児島本店ビル1F にある洋菓子専門店 Anbai・あんばいでデザートを食しました。
紫芋モンブランソフト。ソフトクリームがお芋でくるまれたモンブランです。いや、これまたおいしいですね。ふわふわして、ほんのり甘く、やみつきになりそうです。
【2日目プチ観光】西郷さんと城山から望む桜島
鹿児島といったら西郷さんと桜島です。天文館から西に向かい、西郷さんの銅像にご挨拶し、鹿児島(鶴丸)城跡をグルッと回り、薩摩義士碑からの遊歩道で城山の展望台に向かいます。(ちなみに、この登り口分かりづらいですね。。)
城山を背景にした西郷さん。これまでは車から見るばかりで、じっくり見たのは初めてでした。上野の銅像より凜としています。
復元中と聞いていた鹿児島(鶴丸)城御楼門。きれいに復元されていました。
御楼門を入った直後にある石垣ですが、ボコボコと穴があいています。これは西南戦争の痕跡で縦弾・砲弾を受けた跡のようです。最終決戦場となった城山ですが、政府軍の数は約5万、圧倒的な戦力で攻め込まれた跡をここに残しています。
城山への遊歩道の入り口となる薩摩義士碑です。
城山の展望台からの風景です。よく鹿児島の風景として出てくるこの光景、城山からの光景なんですね。運悪くこの日は天気がよくなく、この後雨に降られてしまいます。。
【2日目のお昼】小金太を目指しましたが、豚とろでお昼を
鹿児島といったらラーメンです。想定以上に上りの激しかった城山登頂後、お昼のラーメン屋さんを目指します。まだ一度も食べたことのないラーメン小金太さんです。
14:00前に到着したのですが、それでも10組以上外に並んでいる状態。私的には並ぶ気まんまんだったのですが、妻がもう限界・・・。小金太さんは今回諦めて、近くの豚とろで昼食をとることにしました。
見た目よりあっさりしています。これまでに何度か食べていますが、いや、流石の豚とろラーメン、おいしかったです。お店の名前にもなっているように、とろけるチャーシュー(豚とろ)が特徴的です。
【2日目のおやつ】またまたデザートでクレープを
ちょっと歩き過ぎたので、足を休ませるためにデザートを食します。
COMME AU CIEL (コムオシェル)スタンド型のブリュレクレープを食しましたが、過去食したクレープの中で間違いなくベスト3に入るクレープでした。
【2日目のお宿】空港近くのホテル京セラ
2日目は隼人町、京セラのお膝元にあるホテル京セラに宿泊。住所が"霧島市"となっているのですが、昔の記憶からすると、隼人町が霧島市といのはイマイチピンときません。ちょっと確認してみたところ、確かにそうで、2005年11月に合併により霧島市となったようで、それまでは"姶良郡隼人町"だったところですね。
温泉大浴場もあり、夜、翌朝とゆっくりさせてもらいました。
【公式】ホテル京セラ - 鹿児島県霧島市「鹿児島空港から車で約18分」 宿泊・レストラン・挙式 ウエディング
3日目の朝食を食べた別館1Fのレストランから日の出が拝めました。
【3日目プチ観光】霧島神宮を参拝
最終日、飛行機に乗る前に霧島神宮を参拝しました。「濃い緑に包まれた参道・境内を抜けると、拡張高い朱塗りの社殿があらわれます。」と観光ナビの案内にもあるのですが、確かに"濃い"緑に包まれた場所で、「南九州屈指のパワースポット」と言われるように、霊験あらたかなという感じです。気持ちのよいところです。2021年11月付けで「国宝」に答申されたということで、ところどころに記念ほにゃらら・・という文言もありました。
アマエビ様もいらっしゃいました。(アマエビ様はコロナ禍の中、有名になっていたようですね。私は全く知りませんでした。。)
【3日目お昼】とんかつ百名店にも選ばれたとんかつ川久のロースカツを。川久のとんかつを食べたい方には空港レストランが穴場かも
鹿児島のとんかつ店で有名な店といったら、とんかつ百名店にも選ばれたとんかつ川久があります。
今回、予定的に中央駅近くの川久を訪問するのは難しそうと思い、このお店の訪問は諦めていたのですが、帰りの空港で食事をとろうしていたところ、2Fにある山形屋食堂エアポート店で川久のとんかつを扱っていることに気付きました。中央駅のお店はそれなりに並ばないと入れないようですので、川久のとんかつを食べたい方にはここは穴場になるかもしれません。
食堂の方曰く、中央駅のお店と同じ食材で同じ出し方をされているとのことでしたので、ロースカツをいただきました。確かにおいしかったです。通常であれば胃もたれしそうな脂身ですが、全くそんなこともありませんでした。ただ、私の年頃になるとロースカツはちょっとでいいかもしれません。。
個人的には初日に食べた黒豚の館のインパクトが大きすぎ、どちらもおしいと思いますが、黒豚の館の方が好みかな、という感じでした。
観光メインで行った訳ではないので、所謂観光地的なところを多く回ることはことではできませんでしたが、おいしい食べ物をたくさんいただき、満足した2泊3日の鹿児島プチ旅行でした。
