第2の人生の構築ログ

自分の好きなことをやりつつ、インカムもしっかりと。FIRA60 (Financial Independence, Retire Around 60) の実現を目指します。SE を生業としていますが、自分でプログラミングしながら自分が欲しいと思うアプリケーションを作ることが楽しみです。旅行と温泉、音楽と読書は欠かすことができません。

【日帰り旅行】相模平野、相模湾、伊豆諸島などを一望できる絶景スポットでもある伊勢原の大山阿夫利神社

「かながわの景勝50選」に選ばれており、「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」でその眺望が2つ星を獲得している伊勢原、大山の阿夫利神社。ずっと行きたいと思っていたのですが、なかなかチャンスがなく、ようやく今回訪問することができました。

いろいろとストレスの溜まる、ここ最近の世の中の情勢ですが、その眺望でホッと一息できます。

この大山は丹沢山系の一つで、しっかり登山される方などは山頂まで行かれ、そのルートもさまざまのようです。私などのヒヨッコは、ケーブルカーを使い大山ケーブル駅から阿夫利神社駅まで一気に登ってしまい、下社までの参拝となります。。

江戸時代には「大山詣り」として大山への旅が人気だったようで、江ノ島などと合わせて当時からの観光名所となっていたようです。大山へ向かう途中には宿坊が多くあり、その名残を感じます。

駐車場はどこを使うか

今回車で訪問していたのですが、まずは駐車場探しからです。 神社へは大山ケーブルを使います。そのケーブル駅への道は途中から一本道となり、大山ケーブル駅へ繋がる参道の手前での折り返しとなります。市営の大山第一駐車場、第二駐車場をターゲットとしていたのですが、8時ちょっと過ぎには着いていたのに、既に満車となっておりました。。(5/3ゴールデンウィーク真っ只中ですので当然ですか。。) 個人でやられている駐車場もとこどころあるのですが(だいたい1,000円/日くらい)、そう多く台数をおけるところも場所柄ないようで、あっという間に埋まってしまっています。

警備をされていたおじさんから「1kmちょっと下がったところに大山小学校の臨時駐車場があって、シャトルバスも出てくるからそこがいいよ!」とアドバイスを受け、少し下っていきます。

ありました。お年寄りの方にはケーブルカーの駅までの"登り"はキツイかもしれませんが、回りの風景を見ながらケーブルカーの駅まで徒歩でも楽しめるのではないかと思います。なんと言っても無料なのがありがたい!

"こま参道"を通ってケーブルカー乗り場まで登ります

大山ケーブル駅まではこま参道と呼ばれる参道を進みます。多くのお土産さん、飲食店がつらなっています。

何とも昔ながらの風情を残していていいですね。

大山ケーブルカーで一気に阿夫利神社まで

ケーブルカーで一気に終点の阿夫利神社まで登ります。通常は9時以降の運行のようですが、ゴールデンウィーク中は営業時間を延長しており、既に8時台から動いていました。

あっという間にこの高さです。遠くに相模平野が見えています。

茶店「さくらや」さんの「ルーメソ」

ケーブルカーの阿夫利神社駅から阿夫利神社 下社へ向かう途中のちょっとした広場にある茶店の「さくらや」さん、"ルーメソ"で有名です。

勘の良い方はすぐに気付かれたかもしれませんが、こののれんに書かれている「ルーメソ」ですが、実はこれラーメンが横になって逆から見ているものです。間違えてかけてしまったのが始まりらしいのですが、おもしろいのでそのままにしているらしいです。。赤文字のものばかり見ていたのですが、緑の文字版もあったんですね。

阿夫利神社 下社

本日の最終目的地、阿夫利神社 下社になります。広場からの最後の階段を上がって、

下社に到着です。

左奥に小さく看板が見えていますが、本社、山頂へ向かう方はこの左側の登山口から向かうことになります。我々はここまでです。。

ホントに素晴らしい眺望です。

江ノ島もしっかり確認できます。

絶景かな、絶景かな・・・茶寮 石尊からの眺め

境内の右側に茶寮 石尊があります。ここまで上がってきた(ケーブルカーで・・)疲れを癒やしつつのこのカフェからの眺めはもう何も言うことはありません。。

いやぁ、このシチュエーションでのこの抹茶ティラミス、美味しゅうございました。水まんじゅうも分けてもらい、美味しゅういただきました。

ホント、素晴らしいロケーションです。

とうふゆば会席 青木館で昼食

ケーブルカーで下社から降り、昼食をとります。大山は豆腐料理でも有名です。

「大山と言えば、豆腐料理」と言われるほど有名な名物となりましたが、 それにはいくつかの理由が考えられます。

例えば、 「参詣者に供給する大量の食糧を保存しておく設備などがないため、 井戸水などの冷水につけて保存できる豆腐などは、最適の食糧であったこと」、 「豆腐の製造と保存に適した霊峰大山の良質の水が使われたこと」 「江戸の発展と共に大幅に参拝者が増えていったこと」 「豆腐が修験者や僧職経験者が食べ慣れた精進料理だったこと」 「大山の御師たちが配札や祈祷、日侍行事などを行い、 謝礼として受け取り集められた大豆などの豊富な原材料が大山に集中したこと」 …など。

大山とうふまつり | (一社)伊勢原市観光協会 公式ホームページ

確かにとても水の豊かな場所だな、と散策しながら思いました。

と、料理の話です。最近は脂っこいものに弱く、いつしか精進料理を心地よく感じる年頃になってきました。豆腐、ゆば、サラダ、いや、実に美味しかったです。

ちょうど開店の11時30分くらいに入り、13時前にはお店を出たのですが、もう料理が終了となっていました。

大山まんじゅう 良弁

大山に寄ったら絶対に食べないといけないと言われる大山まんじゅう。帰りに良弁さんに寄って購入しました。私は食べたのは初めてで、黒糖を使用した皮で餡を包んでいる、ちょっと小ぶりなお饅頭ですが、これ好きですね。。昔ながらの感じがして、それでいてちょっと上品な感じ。おいしかったです。

大山を離れて小田原へ

朝8時過ぎくらいに大山に到着し、阿夫利神社 下社を参拝し、お昼を食べて、お土産を買って、少しあたりを散歩して13時30分。大山での楽しい半日を過ごしました。

この後、ういろうを購入するために小田原に足をのばした後、帰宅の途となったのですが、それなりの人出のあったゴールデンウィークの真っ只中での日帰り旅行でしたが、朝のケーブルカー乗り場で少し並んだくらいで、そこまで混雑にも合わず、道路の渋滞にもハマらずにストレスフリーな楽しい一日を過ごせました。

大山は八王子市内の我が家からは一時間半ちょっとで寄ることができますので、また訪問したいです。