[8:20] 湯西川温泉 桓武平氏ゆかりの宿 揚羽 を出発
栃木旅行2日間の2日目 になります。湯西川温泉を出発し、日光東照宮へ向かいます。
と、前回湯西川温泉がどういうところかということに触れておりませんでした。
壇ノ浦(だんのうら)の戦いで源氏に敗れて逃げのびたという「平家落人伝説」が語り継がれる湯西川温泉。 温泉を発見したのも平家落人と伝えられ、関連する観光スポットが地域に点在しています。
平家が落ち延びてきた場所と言われています。今回寄れなかったのですが、平家の里という施設もあります。
温泉の大浴場の中にも祇園精舎が書かれておりました。
祗園精舎の鐘の声、 諸行無常の響きあり。 娑羅双樹の花の色、 盛者必衰の理をあらはわす。 おごれる人も久しからず、 唯春の夜の夢のごとし。 たけき者も遂にはほろびぬ、 偏に風の前の塵に同じ。
ぎおんしょうじゃのかねのこえ しょぎょうむじょうのひびきあり しゃらそうじゅのはなのいろ じょうしゃひっすいのことわりをあらわす おごれるひともひさしからず ただはるのよのゆめのごとし たけきものもついにはほろびぬ ひとえにかぜのまえのちりにおなじ
お湯に浸かりながらこの詩を読んでいると、改めて、奢っちゃいんぞ、と言われている気がし、身の引き締まる思いがしました。
湯西川温泉から日光東照宮までの途中、道の駅 湯西川 があり、一瞬寄ろうかと思ったのですが、今回は通過。温泉もあり、湯西川ダックツアーの乗り場もあります。次回は寄りたいと思います。
スーツ旅行さんの栃木の紹介の中ででてきていました。この辺りがまさにそうですね。
[09:00] 鬼怒川温泉
鬼怒川温泉に寄り道します。鬼怒川温泉は鬼怒川温泉北部の廃墟ビルがここ数年話題になっていました。この辺りにも廃墟ホテルが多く存在します。とは言え、いまだいろいろ風情のあるところで、楽しめるところなのではないかなぁと思います。
くろがね橋から北側の風景です。
くろがね橋を渡ったところに「鬼怒子」さんがいらっしゃり、その先に「鬼怒子の湯」という足湯のスペースもあります。
この一帯は、旧鬼怒川温泉駅の近くで、一昔前はこの一帯が鬼怒川温泉の中心となっていたようです。「鬼怒子の湯」の中に昔の栄えていた頃の「鬼怒川温泉のあゆみ」という資料があります。
興味深いですね。現在の鬼怒川温泉駅はさらに南側の場所にあり、今はそちらの方が栄えているようです。
今回はちょっと寄ってみただけでしたが、一度ゆっくり泊り掛けできてみたいなと思っています。
[09:50] 日光東照宮
日光東照宮です。8年ぶりの訪問です。前回の訪問時には陽明門などお化粧直し中でしたので、しっかり見ることができませんでした。
今回はしっかり見ていきます。立派ですねぇ。陽明門の煌びやかさがとても印象深く、子供の頃は陽明門の切手をとても大事に持っていた記憶があります。(あれ?そういえば、あの切手集はどこに行ったんだろう・・・) いろいろな彫刻があってこの陽明門を見ているだけで日が暮れそうです。
ちなみに今回初めて知ったのですが、陽明門の北側の柱は一本だけ逆になっています。逆になっているのは、手前から2本目の柱です。グリ紋が逆になっているのがわかります。
「魔よけの逆柱」と言われており、「満つれば欠ける」、完全なものはよくないということであえて逆にされているということです。
先に湯西川温泉の祇園精舎を読んでおりましたので、何か繋がるものを感じました。
まだ象というものを見たことがない方が想像で描いた上神庫の「想像の象」です。この彫刻好きなんです。マンモスにも見えますね。
あまりに有名な「見猿聞か猿言わ猿」です。
奥宮にある家康公のお墓をお参りします。
確か今回が3回目の訪問になると思うのですが、飽きないですね。またゆっくりと訪問したいです。
ちなみに、この旅行は2022年8月に行っていたのですが、約2年振りの家族旅行となっていました。と言いいましても、実は子供の1人はこのタイミングで北海道に行っており、子供たちも大きくなり、それぞれのイベントもあり、なかなか一緒の家族旅行を組むのも難しくなってきました。。
次は九州を予定しておりますので、またアップしたいと思います。