
熊野・伊勢詣での2日目です。
2日目は、2年前にやろうとして、10年振りの大雪に見舞われてできかなった熊野三社巡りを行い、翌日の伊勢詣でのため、賢島の賢島宝生苑まで移動して宿泊します。
- 【1日目】 関東の自宅から車で南紀勝浦のホテル浦島を目指します。早めに南紀に入ります。(移動距離: 448km)
www.morelife.work - 【2日目】 熊野三社を巡りつつ、賢島の賢島宝生苑に入ります。(移動距離: 222km)

- 【3日目】 伊勢神宮、猿田彦神社を巡り、関東の自宅に戻ります。(移動距離: 351km)
熊野三社とは?
熊野三社というのは、和歌山県熊野にある熊野那智大社、熊野速玉大社、熊野本宮大社のことです。
「熊野本宮大社(くまのほんぐうたいしゃ)」、「熊野速玉大社(くまのはやたまたいしゃ)」、「熊野那智大社(くまのなちたいしゃ)」の三社を「熊野三山(くまのさんざん)」と呼びます。 熊野三山は、和歌山県の南東部にそれぞれ20~40㎞の距離を隔てて位置しており、「熊野古道(熊野参詣道)中辺路」によって、お互いに結ばれています。
三社は個別の自然崇拝に起源を持ちますが、三社の主祭神を相互に勧請し「熊野三所権現」として信仰されるようになりました。
三社の位置関係は以下のような感じです。

熊野に対する想いは2年前の以下の投稿に書いていました。。
しかし、今回の訪問にて最低限の目的は達成でき、熊野の良さを改めて認識してしまった私は再度の訪問を心に誓うのでした。
また再訪できてよかったです。
「伊勢へ七度、熊野へ三度」という言葉もあります。後白河上皇などは33~34回も訪問していたのだとか。まだまだ2回目では新参者ですね。。不思議なのですが、熊野はまた行きたいと思わせる何かがあるところです。では、2日目スタートです。
[06:30] ホテル浦島の玄武洞で海を見ながらの朝風呂
昨日19:00過ぎのチェックインであまりゆっくりとホテルを堪能できていませんでしたが、朝はもう一つの洞窟露天風呂の玄武洞に入ります。

このホテルでの移動は探検みたいで面白いです。。

昨日入っていた忘帰洞も海に面した洞窟露天風呂でしたが、夜中に入っていましたので外は全く見えませんでした。忘帰洞より少し小さくなりますが、玄武洞も洞窟露天風呂です。やはり明るい時間がいいですね。外の海をノンビリ眺め、波の音を聞きながらゆったりと温泉に浸かれる至極の時間を味わえます。。気持ちよかったです。
朝風呂の後、部屋から夜明け直後の紀伊勝浦港を望みます。ホテル浦島はホントに広大で、宿泊する館だけでも4つあります。今回は勝浦の町と勝浦湾の海を望めるなぎさ館に宿泊していました。奥に見えているのは勝浦漁港にぎわい市場ですね。この市場にも行ってみたかったですが、また次回寄らせていだきます。

この時間からもう運行しているのでしょうか。観光桟橋とホテルと結ぶ専用送迎船の浦島丸ですね。

初日のホテルにホテル浦島を選んだのは、熊野三社巡りの最初の熊野那智大社に近いことも理由でした。朝食をとって熊野三社巡りをスタートします。
[09:15] 熊野那智大社
まずは熊野三社の1つ熊野那智大社を参拝します。吉野古道の大門坂を徒歩で上がってくるルートも魅力的ですが、今回義母も一緒でしたので、極力歩く距離を少なくするルートで三社を巡ります。
那智大社目指して坂を登り切ったところにある那智山観光センターの駐車上に車を止めます。駐車場に隣接する売店で買い物をすれば駐車料金は必要ないとのこと。参道入口もすぐ近くです。
現在地の場所に車を置いた訳ですが、その上まで上がってもよかったですね・・・

参道入り口です。登っていきます。

結構な階段です。


半分登ってきた感じですね。

まだまだ続きます。

振り返ると熊野の山並みと海が見えます。気持ちいいですね。

ようやくです。

もう一踏ん張りです。

登り切ってまた振り返ると熊野の山並みです。

熊野那智大社の礼殿です。主祭神は熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ、イザナミノミコト)です。

八咫烏(やたがらす)が祭られている御縣彦社(みあがたひこしゃ)もあります。
神武天皇を熊野から大和まで道案内をしたと言われる烏で(古事記にもでてきます)、熊野の神様のお使いとされています。3本足が特徴で、サッカー日本代表のシンボルマークにも描かれています。無事に道案内を終えた八咫烏は熊野に戻り、熊野那智大社で石に姿を変えて休んでいると伝えられているようです。


境内に大きな樟(くす)の木があります。樹齢850年と言われているようです。

ホントに立派な樟で、幹が空洞化しており、その中を通り抜けることができます。「大楠の胎内くぐり」と言われています。
ここから入り、

ここから出てくる感じです。中は洞窟のようになっており、この出口のところまでは直角の梯子を登るような感じです。

[10:29] 那智の滝 (飛瀧神社)
熊野那智大社から少し戻った(下った)ところに那智の滝 (飛瀧神社) の入り口はあります。

ここの坂もお年寄りには少し大変かもです。3社の中で那智大社が一番高低差があるかもしれません。(本社の入り口の石段もそこそこありますが、やはり那智大社が一番かと。)


いやぁ、あまり使わない言葉ですが、荘厳という言葉が出てきました。この雰囲気はまた特別ですね。

熊野那智大社と那智の滝の位置関係はこんな感じです。

自然とその土地の持つ独特のエネルギーに圧倒されます。
もっとゆっくりしたかったのですが、1日で3社巡りを行いますので先に進みます。
[11:22] 熊野速玉大社
熊野那智大社、熊野本宮大社が山の奥にあるのに比べ、熊野速玉大社は熊野川の河口近く、新宮市の市街地に位置しています。


君が代にもうたわれる「さざれ石」です。石灰岩が長い時間をかけて雨水などで溶け、再び結晶化して小石を結びつけて一つの大きな岩になったものを「さざれ石」と呼ぶようです。
この「さざれ石」は新宮市王子ヶ浜に打ち上げられたもののようです。この大きさになるまでに数千万年の歳月を要するとのこと。想像もできない時間の長さです。

最後の熊野本宮大社を目指して熊野川に沿って上流に移動します。
[11:57] 総本家 めはりや 新宮本店の めはり寿司を食します
前回の南紀訪問で食べられなかっためはり寿司を熊野本宮大社に向かう前に食します。
和歌山県南部の熊野地方に伝わる郷土料理で、塩漬けした高菜の葉でご飯を包んだお寿司です。 お寿司というよりはおにぎりでは・・・と思ったりもするのですが、高菜で包まれたこの姿。美味しくないはずがありません。

これ一人前です。ご飯2合分あるそうです。ホテルでたんまり朝食をとっておりましたので、そこまで量はいらないかな・・・というところで5人で一人前としたのですが、これペロッといけますね。ご飯に醤油、ごま油の風味がつけられていました。これは美味しい!
熊野速玉大社の近くにあっためはりやさんのめはり寿司をいただきました。ごちそうさまでした。大変美味しかったです。

[12:55] 熊野本宮大社
再訪です。

いろいろな思いを抱えての前回の訪問でした。何とも感慨深いです。

娘の厄払いも行ってもらったのですが、ちょうど訪問したタイミングで特別ないただきもの、儀式もあり、厄払いの祈祷の後、厄玉の儀(すみません、正式名称わからず)と言えばよいのでしょうか、陶器の玉を「厄」と書かれた板のようなものに投げつけて割るという儀式もありました。
(前回訪問時に息子も厄払いをしていたのですが、この儀式はありませんでした。)
神職の方からやり方の説明を受けます。

この距離です。まさかとは思いましたが、娘から放たれた陶器の玉は矢印の向きに放たれ見事地面にぶつかって割れました。。(いや、そこを通す方が難しいでしょう・・・と思うのですが。) 慌てて神職の方がもう1個陶器の玉を取りに行ってくださり、やり直し。2回目で「厄」の板で割ることができました。
にしても、この距離です・・・女性の方にはあるあるらしいのですが、ビックリです。。

大斎原(おおゆのはら)です。私と息子は2回目になるのですが、妻、娘、義母は初めて。やはりこの雰囲気には圧倒されるようです。


また数年後訪問しようと思い、熊野本宮大社を後にします。
熊野三社巡りコンプリートです!
[15:35] 道の駅 熊野・花の窟(いわや)
あまり時間がなったのでトイレ休憩だけで道の駅だけに寄りました。
ホントは花の窟神社も訪問したかったのですが、またの訪問時にゆっくり訪問します。
神々が眠る日本最古の地・花の窟
花の窟は、神々の母である伊弉冊尊(イザナミノミコト)が火神・軻遇突智尊(カグツチノミコト)を産み、灼かれて亡くなった後に葬られた御陵です。
[18:10] 2日目のお宿 賢島宝生苑(ほうじょうえん)
本日のお宿にようやく到着です。

賢島宝生苑は2016年の伊勢志摩サミットの議長国会見がこのホテルの庭園で行われたことでも有名です。
ホテルの中にも庭園、滝があります。何とも豪華な作りのホテルです。。ふるさと納税を使わせていただいての宿泊です。


お料理も素晴らしかったっです。伊勢ですので、伊勢エビいきましょう!というところなのですが、子供たちがエビが大の苦手・・・松坂牛に切り替えていただきました。(何とも贅沢です。)

温泉も素晴らしかったです。とても"とろみ”のあるお湯でしたので、入った感じではアルカリ性の温泉でPH値10以上あるのでは?と思っていたのですが、炭酸水素なんですね。PH値7.7のようです。まだまだ温泉ソムリエとしては経験が足りませんね。
泉質はナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉で、保温効果が高いとろみのあるお湯としてご利用いただいております。
やはり今回の旅程は移動距離に少し無理があるようです。。本日もギリギリの時間でのホテルチェックインとなっています。今度はもう少し余裕をもったプランにしなければと心に誓った2日目でした。
伊勢を巡る3日目に続きます。