
2020年の「都道府県魅力度ランキング」で不名誉な最下位 (47位) に甘んじた栃木県ですが、なぜこんなに低いのでしょうか・・・ 特に温泉好きの我が家にとっては、とても魅力のある県に思えますし、過去に家族旅行で何度も訪れています。
今回の旅行の概要とその宿泊先がなぜ川治温泉だったのか
今年の6月、法事のために埼玉県に行くことになり、せっかくなので家族旅行を兼ねて、法事の後は栃木県日光の川治温泉に宿泊しました。 お昼までは法事で埼玉に滞在し、そこから川治温泉を目指して北上しました。
1日目の移動経路です。(実際の車の移動距離: 220km)

鬼怒川は何度も訪れているのですが、実は鬼怒川温泉自体に宿泊したことはありません。 鬼怒川方面には、3年前にも訪れていましたが、その際も鬼怒川温泉をさらに北上し、湯西川温泉に宿泊しておりました。 その際に途中通過していたのが川治温泉でした。その時「今度栃木に来る時には川治温泉に泊まろう」という話になっており、今回の訪問につながったのでした。
ちなみに、なぜ川治温泉かと言いますと、妻が早くに亡くなった父親と最後に行った温泉旅行地が"川治温泉"だったということで、 ○○年ぶりにその思い出の地に宿泊するというバックグラウンドがありました。
ところが・・・旅行後に判明したのですが(川治温泉を散策していても思い出の地がなかなか見つからない・・・何かおかしい・・・)、 その思い出の地は実は"川治温泉"ではなく、"川俣温泉"でした。 一字違いで惜しいですね。近くとまでは言えませんが、川俣温泉は川治温泉のさらに奥地にあり、鬼怒川温泉からは車で1時間ほどのようです。

"初めて"訪れた"川治温泉"はいい温泉地で、逆にこのような勘違いがなければ訪れることもなかったので、この間違いは全く問題ないのですが、
こういうことがよくたまにあるのが我が家の特徴です。
いろいろなところを回りたいため、いつも結構詰め詰めのスケジュールになるのですが、 途中、坂東三十三観音の大谷寺に立ち寄りましたが、 早い時間に川治温泉の宿泊先、湯けむりの里 柏屋に入り、ゆっくりしました。
翌日の2日目は、日光 中禅寺湖に立ち寄り、こちらも坂東三十三観音の18番目の札所である日光山 中禅寺を訪問し、近くにある旧英国大使館に立ち寄り、あまり無理をせずにそのまま帰宅の途につき、 SAでしっかり佐野ラーメンを食べて帰るという流れでした。
1日目からのスタートです。
[11:37] 埼玉県加須(かぞ) - 法事を終え近くのお菓子屋さん、「いちじく菓庵 美よ志」へ
何度も伺っているのにこれまで一度も触れていなかったのですが、
お墓参りに行った際にはほぼ必ず寄るお菓子屋さん、「いちじく菓庵 美よ志」さんです。
加須は米どころでイチジクが有名で、地元の素材をうまく利用したお菓子屋さんになります。
私の大好物は、"ローカル・トラッドスイーツ"(地域に根付いた伝統的なお菓子 )と言われる「いが饅頭」です。(光が反射して札の文字が見えにくいのですが、下の写真のフロントに並んでいる左から2つ目です) 美よ志さんで生まれて初めて食べた種類のお饅頭でした。

饅頭を赤飯で包んでいます。少し意外な組み合わせの感じがしたのですが、これホント美味しいです。 他にもイチジク饅頭、いちご大福など、どれを食べてもおいしいんです。
テレビでも紹介されていたんですね。

お赤飯も売っているのですが、さすが米どころと唸らせます。ピカイチです。

(※ 美よ志さんに関する写真は今回写真が残っていなかったため、2022年4月のものを使っています。)
[14:05] 大谷寺 大谷観音
大谷寺は3年前にも訪れていました。
実はこの時は、娘だけセミナーで北の国へ別行動をしており、訪問できていなかったので今回は一緒に再訪することになりました。
この中に観音様がいらっしゃいます。

岩の面に直接彫刻された大谷観音 千手観音像は、今回2度目となりますが、本当に素晴らしいです。後続の方がいなければずっと見ていたいくらいです。 写真撮影はできませんので、絵でお伝えできないのですが、以下のサイトには写真がありますので、そちらをご覧ください。一番は実際にご覧いただくとその素晴らしさをわかっていただけると思います。
大谷寺を平和観音から望んだ眺めです。大谷観音が自然岩(大谷石の岩肌)そのものに彫られた仏像であることがこの角度からよくわかります。

なお、大谷寺は、坂東三十三観音の第19番の札所でもあります。
[15:14] 川治温泉 - 湯けむりの里 柏屋
我が家の旅行では日中はギリギリまでいろいろなところを巡ってホテルに入るのは暗くなってから・・・というのが多いのですが、今回は明るいうちに早めにチェックインしました。
川治温泉について
栃木県日光市、鬼怒川の上流域に位置する山間の温泉郷です。
そこまでメジャーな温泉地というわけではないと思いますが、川治温泉の歴史は古く、起源は江戸時代まで遡るようです。
昔から「傷は川治」と言われているようで、怪我や病気を治す湯治場として親しまれています。
川治温泉が最も栄えていたのは上流のダムの建設などが行われていた昭和中期のようで、建設工事に携わる作業員の宿泊地として賑わっていたようです。
こぢんまりとした温泉街で落ち着いた雰囲気で、自然に囲まれた静かな環境で温泉を楽しむことができ、実際に宿泊してとても好感の持てる温泉街でした。
まさに都会の喧噪を離れて気分をリフレッシュしたい方などには最適な温泉地だと思います。
湯けむりの里 柏屋
宿泊したのは、老舗旅館の湯けむりの里 柏屋さんです。ホテルというよりは旅館という表現が合う、落ち着いた日本旅館のスタイルを保っているように感じました。

温泉とは別に特徴的なのは、鉄道ファンに愛されている旅館であることです。 旅館から列車の鉄橋を見ることができます。列車の通る時間を狙って撮影する方が多く訪れるそうです。結局私は一度も目にできませんでしたが。。

(初日は雨だったのですが、次の日はとてもいい天気になりました。)
川治温泉街を散策

冒頭で触れましたが、この川治温泉には「思い出の地」があるということで、初日の霧雨の中、ホテル近辺、川治温泉街を散策します。

昔あったはずの建物がどこにあるのか、お菓子屋さんでお饅頭を買いながら、また、他の場所では観光関係の方に確認したりするのですが、 みなさん、「???」な感じで、「すみません、わかりませんね・・・」という感じです。 「あぁ、○○年も前の話だからね、もう最近の方は知らないのかな。」なんて我々としてはそんな風に考えて、この宿泊中は過ごしていました(笑)。
「かわじい」というキャラクターがいるようで、川治温泉のマスコットキャラクターのようです。3体「かわじい」の銅像があるらしいのですが、とりあえず2つとはご挨拶できました。

ホテルの周りだけの散策ではありましたが、いやぁいいところですね。近くを流れる男鹿川 (おじかわ) と山の緑。空気がいいのはもちろんですが、気持ちが休まります。


旅館付属の庭園もあり、旅館の周りだけで大自然を感じられます。

若い頃群馬の山奥にバイトでしばらく滞在していた頃を思い出しました。私はこういう山奥の自然が好きで、このような環境でいつまでもぼぉっとしていることができます。
柏屋でのお食事
夕食もとても美味しかったです。
柏屋さんの夕食で有名な名物ビーフシチューです。いやぁうまいです。

温野菜です。こういうところの野菜は新鮮ですので、この蒸しただけの野菜で素材の味自体で十分満足、美味しいです。

陸地でヒルに刺される!
これは次の日に旅館の方と話をしている時に聞いた話なのですが、この旅館近辺には鹿とヒルがよく出るようです。
ヒルって川の中だけにいるものだと思っていたのですが、普通に陸でも刺されるらしく、「えー、そうなんですね。」って他人事のように聞いていたのですが、 ホテルをチェックアウトして、旅館から車を出そうとしていたその時、息子が突然騒ぎ出して、車から飛び出していきます。何かと思えば、ヒルが足についていたようで。。
ふと妻も足元を見るとヒルがふくらはぎに・・・たまたま持っていた線香でヒルを剥がすことはできたのですが、 ヒルって凄いですね、血液を固まらせない物質を吐き出しているのですが、数時間確かに妻の刺されたところから出血が止まりませんでした。
しかし、ホテル内の庭園を散歩していただけなんですが、それでヒルってくっついてくるんですね。
雨天・雨上がりの沢沿い・落ち葉の厚い道は特に注意。
と書かれている記事を読んだのですが、まさに状況的にはビンゴですね。。なるべく肌の露出を抑えた服装、足元の対策した上で散策した方がよさそうです。
ちなみに、ヒルに刺された時には無理やり剥がさない方がいいそうです。くちばし(?)などが刺した場所に残ってしまうのだとか・・・
温泉
泉質はアルカリ性単純温泉になるようです。ph値は 8.0 となっていました。
柔らかいお湯というイメージで、確かにぬるめのお湯です。景色の良い場所にありますので、露天風呂で景色を見ながらノンビリとするのが最高です。
2日目、日光中禅寺湖観光へ
"勘違い"による川治温泉の宿泊でしたが、実際に訪れてみてとても良い温泉地で、また訪れたいと思える場所でした。気持ちをリフレッシュするには最高の場所だと思います。
2日目は自宅方面南下しつつ、日光中禅寺湖観光を行います。