第2の人生の構築ログ

自分の好きなことをやりつつ、インカムもしっかりと。FIRA60 (Financial Independence, Retire Around 60) の実現を目指します。SE を生業としていますが、自分でプログラミングしながら自分が欲しいと思うアプリケーションを作ることが楽しみです。旅行と温泉、音楽と読書は欠かすことができません。

Kyash で投げ銭してもらう (個人間送金)

このブログで何度か取り上げたことのある Kyash で投げ銭をしてもう方法を書いておきます。

kyash.co

少額からできるコストのかからない支払手段(収益化手段)

Web のコンテンツを収益化する手段として、手軽に使える少額からのコストのかからない支払手段があるのであれば、コンテンツとは関係のない、ページの読み込みを遅延させる広告を過度に貼り付ける必要もなくなってくると思います。

そこで期待しているのは仮想通貨です。ただ、現状では幾つかの課題もあります。メジャーな仮想通貨であるビットコインでは、現状では送金/支払コストがそこまで安い訳ではありません。また、決済処理には現在のアルゴリムズではフィージビリティ、パフォーマンスの観点で問題があります。ですが、今後はアルトコイン含めて最適解を探しながら更によいものになっていくのではないかと楽観しています。

一方で、キャッシュレスというキーワードの元、国をあげてキャッシュレス化の普及活動が盛んになってきている今日この頃ですが、既存の仕組み、インフラを使って手軽で少額からのコストのかからない(利用者目線では。。)支払手段も出てきています。

ここで紹介するのは、そのうちの1つ Kyash です。

Kyash で気軽に投げ銭してもらう方法

送金先の情報を QR コードで出力できますので、その QR コードを Web サイトなど(当然紙でもOK)にはっておけば、送金者はそのコードを Kyash アプリでスキャンし、そのまま普通に Kyash の機能を利用して送金処理を行えば、送金/支払完了です。
この場合、送金元、送金先、両者が Kyash のアカウントを持っている必要がありますが、手軽に使える少額からのコストのかからない支払手段として使えます。

QR の作成方法ですが、Kyash のアプリを起動し、[アカウント]のメニューを開きます。[QRコード]という項目がありますので、タップします。

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真ん中にQRコードが表示されている画面が開きます。これは Android の場合ですが、iOS でも同様のことができると思います。ここでは、上部にあるダウンロード、でQRコードのファイルをダウンロードします。共有のメニューで直接クラウドストレージなどにダウンロードしてもいいでしょう。

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以下がダウンロードしたqrcode.png です。この QR コードに送金先の情報が入っています。

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Kyash QR

例えば、Kyash アプリの送金機能を使って送金する場合、以下のような手順になるでしょう。「送金」をタップし、

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「相手を選ぶ」をタップします。「QRカメラ」をタップし、QRを読み込むカメラを起動し、上記の QR コードを読み込んでみてください。

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相手先に名前が入りました。この宛先に送金されることになります。

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10円入れてみます。

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この金額は当然いくらでも(Kyashとしての上限はあります)構いませんので、1円でもいいんです。スバラシイのは、この後確認画面に進み、送金を行うことで、10円が送金者、受取人のどちらにも手数料がかかることなく送金されるという事実です。しかもリアルタイムに。
(上記の宛先にホントに送金しないでください。。もし、誤って送金されましても返金できませんので、ご了承ください。)

この記事では「投げ銭」という言葉を使いましたが、例えば、10円ですとか、1円でも、気持ちだけちょっとだけ寄付したい、というような時、その送金手数料に100円、200円使うなんてバカげています。気持ちはあっても誰も「投げ銭」してくれないでしょう。送金手数料がかからないのであれば、Web サイトでの寄付なども集め易いのではないかと思います。

さらに、もう1つ。QR コードは便利なのですが、難点はスマフォのブラウザでこの QR コードを表示したときです。カメラで読み込むことができません。。そこで、OS が用意してくれている URL スキームを使って Kyash を直接起動します。

Kyash QR

スマフォでこの記事を見ている方は上の QR コードをタップしてみてください。Kyash アプリが起動し、送金先の情報が既に入っていると思います。 HTML のコードは以下の通りとなっており、kyash:...の URL スキームのアドレスにある最後の番号(自分の宛先)は、QR コードリーダなどで QR コードを直接読み取ったデータの中で確認できます。(他に確認する方法がありましたら、教えてください。。)

<a href="kyash://qr/u/5676561844310079455"><img src="http://storage-test.designrecipe.jp/qrcode.png" alt="Kyash QR" style="width: 200px; height: 200px;"></a>