第2の人生の構築ログ

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【旅行】熊野本宮大社、八咫烏(やたがらす)のお守り〜ホンダF1第4期とサッカー日本代表 JFA のシンボルマーク

劇的なファイナルラップで締めくくったホンダF1第4期と熊野本宮大社のお守り

私は若い頃、車のレースをしており、ホンダエンジンへの憧れと畏敬がとても強いです。ホンダF1も応援しており、第4期の苦しみながらホンダとしての参戦の最終年にドライバーズチャンピオンをファイナルラップで決めた2021年のシーズンの感動はいまだに残っております。

と、何故この話をしているかと言いますと、第4期のホンダの戦いを描いた歓喜 ホンダF1 苦節7年、ファイナルラップで掴みとった栄冠 という書籍があるのですが、この書籍の中で、ホンダのチームディレクターを務められていた山本雅史さんが2021年のシーズンに向けて熊野本宮大社のお守りを持っていくというエピソードがあります。

2021年のシーズンに関しては、1年を通してのホンダの実力は間違いなくチャンピオンにふさわしかったのですが、シーズン中盤にはアンラッキーな出来事もいろいろあって、最終戦までドライバーズチャンピオンシップがもつれるという展開になりました。実力的には最終戦待たずして決まっていてもおかしくなかったと思うのですが、勝負事は何があるかわかりません。先にゴールした方がシーズンのチャンピオンとなる最終戦においては、戦略的、マシン的にメルセデスのハミルトンの勝利を認めざるを得なかった状況でのレース終盤のイエローフラッグとその後の流れ・・・何かの力が働いたとしか思えませんでした。。

"人事を尽くして天命を待つ"、宗教家ではありませんが、妻の影響もあり、寺社仏閣回りをしていますと、人の力だけでは如何ともし難い何かしらの流れ、力、というものはあるのだろうな、と思います。

先程の本を読み、一度熊野本宮大社を参拝したいと思っていたのですが、サバティカル休暇中の今、いろいろなことを考え、いろいろな人と出会い、自分の力だけでは如何ともしがたいところをサポートしてもらいたいという思いもあり、また、今回厄年を迎える息子の厄払いも兼ねて、行くなら今でしょう!ということで、息子と二人で和歌山県田辺市にあります熊野本宮大社に行ってきました。

www.hongutaisha.jp

サッカー日本代表と八咫烏(やたがらす)

また、私はサッカーも大好きで、もちろん日本代表の試合も欠かさず見ておりますが、日本代表のトレードマークにもなっているカラスが八咫烏(やたがらす)だということに、熊野本宮大社を知ってから初めて気付いたのでした。。(今頃気付くか、、、という感じですね。)
日本サッカー協会のサイト、資料でもちゃんと説明されています。

* https://www.jfa.jp/about_jfa/img/profile_jpn.pdf から抜粋

Q.日本サッカー協会(JFA)のマークの意味は?

...

中国の三足烏の説話は早くから朝鮮半島北部にあった高句麗に伝わり、その後、東アジア各地にも広まっていきました。日本にもこの思想が伝わったため、次第に八咫烏と混同され、八咫烏は三本足として描かれるようになりました。
日本では神武天皇東征の際に八咫烏が道案内をしたという神話もあることから日名子が八咫烏をモチーフに描いたものではありますが、八咫烏は三本足ではありません。また三足烏というのがもともと中国の説話にあることから、JFAとしては、シンボルマークの由来が単に神武東征神話に登場する八咫烏であるだけでなく、『淮南子』などの記述などから中国由来のシンボルでもあるとしています。

ドキュメント|JFA|日本サッカー協会

kagebome.com

熊野本宮大社への交通手段

熊野本宮大社は、熊野三山の三社、「熊野本宮大社」、「熊野速玉大社」、「熊野那智大社」の1つです。計画では、3社ともまわる予定だったのですが、10年に一度の大雪に見舞われてしまい、今回は「熊野本宮大社」だけの参拝となりました。必ずまた訪問して、今度はしっかり3社ともまわるつもりです。。

私は東京八王子に住んでいるのですが、熊野本宮大社へはの交通手段として、車、電車、などいろいろ検討したのですが、最終的には、東京 <=> 和歌山間は飛行機を使うことにし、現地ではレンタカーを使うことにしました。和歌山の空港は、和歌山南部にある南紀白浜空港になります。東京(羽田)からですと、JAL が運行しており、片道約70分です。白浜空港から熊野本宮大社へは、今回レンタカーを使いましたが、約1時間30分でした。

羽田 -> 南紀白浜は日に4本飛んでおり、今回は朝少しゆっくりしたかったので、2便目の 11時40分羽田発を選びました。この便ですと、白浜でレンタカーを借りて活動を開始できるのが約 13:30 以降となります。白浜温泉などが目的地のターゲットでしたらこの時間でも全然良いと思ったのですが、初日にいろいろとまわりたい場合には若干中途半端な時間になりますので、次回訪問する際にはちょっと頑張って朝1便7時45分羽田発を利用しようと思いました。

熊野本宮大社参拝

白浜空港から約1時間30分のドライブで熊野本宮大社に到着です。(一山越える感じですね)
参道への入り口の鳥居です。凜とした感じでこの辺りから空気がちょっと違います。

158段の石段があります。登っていきます。

ここから先(神門内(本殿前))は記念撮影以外の撮影が禁止されており、SNS、ブログなどへの投稿は遠慮するよう、注意書きがあります。

御本殿は、真ん中の証誠田(しょうじょうでん)から、中御前(なかごぜん)、西御前(にしごぜん)、若宮(わかみや)、満山社(まんざんしゃ)と参拝するのが正しい参拝の仕方のようです。(あ・・・順番間違っていました・・・。次回は間違いなく・・・)

神の使者と言われている八咫烏についての説明もあります。

八咫ポストという黒色のポストがあり、実際に投函できて配達もされるようです。

八咫烏ポストから手紙を出される場合には、社務所で「出発の地より心をこめて 熊野本宮」というスタンプを、押印いたします。お気軽にお声掛けください。

八咫烏ポスト - 熊野本宮大社 | 公式サイト

八咫烏のお守り

参拝し、お守りもいただいてきました。
八咫烏の書かれたお守りです。幾つかの色のパターンがありますが、私は青赤黒です。

正遷座130年を記念したステッカーもいただきました。

旧社寺 大斎原(おおゆのはら) 大鳥居

ちょうど現在の熊野本宮大社の反対側にあたる(歩いていけます)場所に日本一大きな鳥居があります。
元々熊野本宮大社があった大斎原。その跡地に大きな鳥居が残されています。この裏にある森。熊野本宮大社の跡地があります。遠くから見ても何か普通とは違う雰囲気を醸していますが、いやぁ、何とも厳かなところでした。

しかし、この景色、昔、どこかで見た記憶が・・・と思いながらこの風景を見ていたのですが、後で思い出しました。ブラタモリですね!(後で改めて熊野の特集を見てみようと思います)

すぐ近くを熊野川は流れています。

訪問したのがちょうど10年に一度と言われていた大雪の降り始めた2023年1月24日でした。参拝していた頃から既に小雪がちらつき始めており、宿への道を急ぎました。結局その夜はたいそう雪が降ってしまい、翌日は積雪のため、通行止めの道路も多く、元々予定していた残り2社の訪問もできず、飛行機も欠航となってしまい、1泊延長という予定外のスケジュールとなってしまいました。。

しかし、今回の訪問にて最低限の目的は達成でき、熊野の良さを改めて認識してしまった私は再度の訪問を心に誓うのでした。