東京の西側に住んでいますので、山梨は日帰りでもよく訪問します。 今回はふと思い立ち、「そういえば何度も山梨、河口湖近辺に行っているのに忍野八海(おしのはっかい)は一度も訪れたことないな・・・」ということで今年の夏、8月に訪れていたときの記録になります。トータルの走行距離は 191 km でした。
[08:20] 出発
八王子南部を出発。
土日ですと、この時間に出ると中央道はそこそこ混みますね。。
[10:15] 谷村 パーキングエリア(下り)
中央道の大月JCTで本道から河口湖/富士吉田方面へ、谷村 パーキングエリアでトイレ休憩をとります。
道中観光バスの多さにびっくりしていたのですが、このパーキングエリアも多くの観光バスが停車しており、トイレは大賑わいでした。特に海外の方が多いです。凄いですね、インバウンド。
[10:49] 忍野八海 (おしのはっかい)
ちょうど河口湖と山中湖の間に位置する忍野八海。河口湖と山中湖は結構訪れていたのですが、これまで忍野八海は素通りしており、今回が初めての訪問となりました。
車は忍野八海を一回りするにはちょうどいいと思い、「ますの家 大駐車場」に駐車しました。500円で支払の際に忍野八海の地図ももらえます。
忍野八海は富士山の雪解け水が長い年月をかけて地下でろ過され、透き通った湧き水となって湧き出す 8 つの湧水池の総称です。
「忍野(おしの)」という地名から忍者が関係しているのか(「しのびの」とも読めますので。。)？と思ったのですが、特に忍者は関係していないようです。 諸説あるようですが、水が地中に“忍ぶ(しのぶ)”ように流れる土地であることから名付けられた、という説が最も一般的という話のようです。
現在は、環境省の 「名水百選」 にも選ばれているようで、池の底まで見える透明度の高さと、富士山を背景にした美しい景観が人気です。
夏の土曜日で、とにかく観光客が多かったです。妻は初めてではなく、小さい頃に何度か来ていたらしいのですが、こんな大混雑なイメージは全く残っていないとのことでした。
「8海」のどれもキレイで素敵なのですが、一番有名なのは中心部にある「湧池」ではないでしょうか。水深約8ｍでエメラルドブルーのホントに美しい水です。 曇りの日でしたので、おそらく忍野八海の池を撮影するには光の関係的にあまりよい日ではなかったのですが、ぜひ生でこの池は見ていただきたいです。
お土産屋さんも多く、買い物も楽しめると思います。海外の方の爆買いを目の前で初めて見たのですが、そんなに纏めて買ってどうするんだろう・・・と思っていました。。
[12:12] 北口本宮富士浅間神社
お出かけの際には寺社仏閣巡りが必ずセットになる我が家です(最近はお城も)。北口本宮富士浅間神社を参拝します。忍野八海からすぐ近くです。
山梨県富士吉田市にある北口本宮冨士浅間神社は、富士山信仰の重要な拠点として知られる古社で、富士山吉田口登山道(富士講)の起点として長い歴史を持つ神社です。 荘厳な杉並木と大鳥居が出迎えてくれ、境内は静謐で神聖な雰囲気に満ちています。
こちらも海外の方が多く、御朱印をいただいていたり、おみくじをひいていたりと、寺社仏閣も国際的になってきたなぁという感じでした。 日本語わかるのかな？とふと近くを通ると、スマホのカメラでリアルタイム翻訳していましたね。。
[13:15] ほうとう不動 河口湖北本店
大のほうとう好きです。10年ちょい振りのほうとう不動に移動します。
子供が小さい頃は毎夏河口湖の合宿があり、ほうとうのお店を毎年訪問していたのですが、最近はあまり訪問していませんでした。
かつおの旨みのダシにモチモチとした腰のある麺と美味しい野菜たち。ほうとうは結構いろいろなところで食べてきていますが、マイベスト1 or 2 のお店になります。
味もそうですが、店構えもいいですよね。
[15:33] 道志川温泉 紅椿の湯
実はこの日はあまり体調がよくなく、どうも風邪の引き始めのような感じがしていました。以前から近くには来ていたのに、ここも何故か一度も訪問したことのなかった道志川温泉に移動して体調の回復をはかります。
都心からそこまで遠いというところではなく(八王子駅から車で1時間ほど)、相模湖の南西に位置する道志川温泉です。この辺りまでくると大自然ですね。
いや、意外と言ったら失礼なのですが、ここのお湯はいいと思います。 泉質は、カルシウム・ナトリウム－硫酸塩泉とのことです。数値的には以下のような感じですが、いろいろ温泉巡りをしている私の体が、ここはイイとお湯につかった瞬間感じました。。
世界的にきわめてユニークなアルカリ性温泉
「紅椿の湯」の温泉特性
（大月短期大学地球科学研究室 教授 田中 収氏の文より引用） 道志川温泉「紅椿の湯」は、悠久の時の流れの中で涵養された、ミネラル成分のきわめて豊かな本格的天然温泉である。本温泉は、道志川基盤断裂温泉帯から湧出した「源泉ぬる湯浴」から「高温浴」まで泉質を変える事無く利用できる、大自然の名湯である。豊かな森と、青く澄んだ綺麗な水に恵まれ「休養・療養・保養」の三養による体調の正常化や自己免疫力の増強など、最も大切な健康条件を強めてくれる温泉環境に特に秀でている。弱酸性の皮膚からカルシウム、ナトリウム、鉄等の陽イオンが作用、吸収されることで温泉効果をより高めることが期待されるという特性をも有している名湯である。
サウナとの合わせ技でしたが、風邪の引き始めが吹っ飛び、体調が回復し、翌日は何事もなかったかのような完全回復でした。凄い。。この温泉は定期的に訪問したいです。
[19:20] 帰宅
ホントはもっと回りたかったのですが、体調が思わしくなかったため、数ヶ所に絞りましたが、なかなか楽しめた小旅行でした。 忍野八海は天気がよく、観光客が落ち着いた頃合いにまた訪問したいと思いました。
