未だに一部では使われていると言われる IE8 と IE9・・・。全てのOSでのサポートが終了しているはずの IE8 での動作確認を求めてくるナゾ要求がこの時代のこの世の中にはまだあるようです。
思うところはありますが、お仕事です。。サクッと確認だけして自由になるために、なるべく環境を汚さずに IE8/IE9 の確認環境を構築する方法のメモを残しておきます。
ここでは、Windows 10 環境に Windows 7 で動作する IE8 環境を用意します。(IE9もやり方は同様です。また、macOS でも手順は同じです。)
最近の MS さんはとても柔軟な対応が行われているように感じます。Windows 7 上で動作する IE8/IE9 のイメージが提供されています。
VirtualBox を用意する
ここでは VirtualBox を使います。 VirtualBox を入れていない人は、以下からダウンロードし、インストールしておいてください。
IE8 on Win7 のイメージを入手
Windows 7 上で動作する IE8/IE9 のイメージは以下からダウンロードできます。
VirtualBox のイメージでWindows7 の IE8 を選択しています。
他にもいろいろと選べます。
IE8.Win7.VirtualBox.zip
がダウンロードされてくるので解凍します。IE8 - Win7.ova
が現れます。
VirtalBox にインポート
このファイルは、VirtualBox でインポート可能なファイルフォーマットです。VirtalBox にインポートします。
取りあえず、そのままの設定で「インポート」します。
インポートされました。
ネットワーク、共有フォルダの設定
IE8/IE9 でのテストなので、ネットワーク環境が必要になると思います。中で済むのか、外に出る必要があるのかで VirtualBox のネットワーク環境を変更する必要があります。 また、ホストとファイルのやり取りができた方がテストはやり易いので、共有フォルダなどの設定も軽く行っておきます。 (詳細は VirtualBox の使い方を確認ください。)
外に出る必要があるので、手っとリ早く出るために"ブリッジアダプター"にしておきます。
ホストとのファイルのやり取り用に共有フォルダも設定しておきます。
IE8 on Windows7 起動
インポートした"IE8 - Win7"の仮想マシンを起動します。
Windows7 のデスクトップです。
IE8 が Windows7 上で動作しています。
以下参考にさせていただきました。ありがとうございました。