重たい腰をあげてようやくマイナンバーカードを発行しました。
マイナンバーカードでできること
契機となったのは、特別定額給付金の申請でオンライン申請が行えるという話でした。
大分古い情報ではありますが、日経新聞の 2019/4/17 の記事ででていた以下の内容が頭に残っており、今後はマイナンバーカードを持っておいた方が何かと便利そうだ、という思いが元々あったため、特別定額給付金の話がでてきた時に早速申請を行っていたところでした。
現在どこまで何ができるのでしょうか。
健康保険証としての利用、確定申告の提出で e-Tax が使えるのは便利そうですね。
と、直近うれしいのが、マイナンバーカードの申し込みをした時には知らなかったのですが、総務省が進める ポイント付与率25% (上限5,000円) というとんでもない還元率が適用されるキャッシュレス決済サービスのポイント還元サービス「マイナポイント」が9月から始まりますが、このサービスを利用するにもマイナンバーカードが必要です。
PayPay、Kyash といったキャッシュレス決済サービスと紐つけることで、各サービスのポイントとして還元されるものになります。やらない理由はないですね。。。
マイナポイント事業は、マイナポイントの活用により、 消費の活性化、マイナンバーカードの普及促進、官民キャッシュレス決済基盤の構築を目的とする事業です。 なお、制度の詳細については、今後変更になる可能性があります。適宜本ホームページで公表します。
mynumbercard.point.soumu.go.jp
マイナンバーカードの取得
マイナンバーカードの取得にあたっては大きく2つのステップがあります。
- 申請 (スマホでサクッと可能)
マイナンバーカード交付申請 – マイナンバーカード総合サイト - 受け取り (交付通知受領後、予約して役所に取りにいかないといけません)
マイナンバーカードの受け取り – マイナンバーカード総合サイト
交付まで約1ヶ月ほどかかると記載されておりますが、時期、タイミングがタイミングだったため(お役所の方々は大変だったのでしょう・・・)、まず、申請して交付通知を受領するまでに私の場合は約2ヶ月かかりました。その後、受け取りを行うために役所に取りに行く必要があるのですが、平日はなかなか厳しいので、日曜日を指定して受領日の予約をしたのですが、これがなかなか近い日程をおさえられず、結局 4/21 に申請を行い、マイナンバーカードを手に入れられたのが先日の日曜日の 7/12 (2ヶ月半かかっていますね)となりました。
時間はかかりましたが、やることはそんなに難しいことはありません。1. の申請は幾つか申請方法がありますが、スマホで申請すればアプリを使って申請をしながら写真も一緒に撮れる流れとなります(取った写真はマイナンバーカードにのります)ので、サクッといけます。(上記のリンク先の記載に従っていけます)
2.の受け取りは予約制となります。私の場合は予約の時間に行って約30分ほどで発行してもらえました。受け取りは対面で行われますが、写真に対する顔認証が行われます。うっかりして写真を撮った時はやしていなかった髭を蓄えながら出向いてしまったのですが、(結構写真と違うのですが)機器による顔認証を問題なくパスしました(ダメな時は担当の方が目で確認して問題なければOKということでした)。
当初の目的でありました特別定額給付金の申請には全く間に合いませんでしたが、、、 そうこうしているうちにちょうど「マイナポイント」の申請の時期に入っていたので、ちょうどよいタイミングで手に入れることができました。
マイナポイントを利用するためのマイナポイントの予約と申請
「マイナポイント」を利用するにはマイナンバーカードを入手した後、1) 「マイナポイントの予約」(「マイキーID」の取得)、2) 「マイナポイントの申請」という2つのステップを踏む必要があります。
1) はちょうど受け取りにいった役所の窓口で「マイナポイント」の予約までを行う窓口が用意されていましたので、そこで済ませてしまいました。(そこでやらなくても、これも自分でスマホでサクッとできるはずです) 「予約」という言葉が何とも判然としない感じがするのですが、この手続きで「マイキーID」というものが取得されているようです。
「マイナポイント」アプリでマイナンバーカードを使用して利用者マイページにログインして確認してみると、ちゃんと「マイキーID」が発行されていることが確認できます。
2) の申請は実際に利用するキャッシュレス決済をマイナンバーと紐つける作業となるのですが、これ一度紐つけると後から変えることはできないようです。
だが、買い物やチャージでポイントが付く制度のスタートはあくまで9月から。本来は消費増税対策で始まったキャッシュレス決済に対する2~5%還元が6月末に終わったあと、7~8月はオリンピックによる消費浮揚効果が見込めるため、おもむろに9月に"出動"するスケジュール感だった。
それがコロナ禍でマイナンバーに対する関心が高まったうえ、オリンピックも延期になり経済産業省がやっていたキャッシュレス・消費者還元事業から直接バトンを渡される形になり熱視線を集めてしまった格好だ。キャッシュレス決済業者の前のめりは無理もないが、消費者としては本来のスタート時期、9月までは慌てないのが正しい。マイナポイントは予算上、上限があることは確かだがそれほど簡単に枠が尽きるとも考えにくいからだ。
上記にもあるように、もう少し様子を見てから、実際に紐つけるキャッシュレス決済を決めようと思います。
しかし、一応「マイナポイント」は予算上、上限があるんですね。。
4000万人の予約枠は簡単には埋まらない
ポイント付与の予算枠2000億円を5000円で割った先着枠は4000万人。公式サイトには「予約者数が予算上限に達した場合、マイナポイントの予約を締め切る可能性がある」と書かれており、総務省も「40,000,001人目は残念ながら……」と明言する。
40,000,001人目は流石に悲しいので、9月入ったら、すぐに使えるようにしておきたいと思います。 また、1人5,000円が上限ですが、1人当たりで、子供だと利用できないというような話もありません。折角の機会ですので、子供のマイナンバーカードの取得も行っておこうと思います。。
【2020/07/15】追記: マイナポイントの上限について
2020/07/15 日付けの朝日新聞の紙面に「マイナポイント 115万人分申請」という記事が高市早苗総務省の記者会見の内容とともに出ていました。その記事の中で、申込の上限についても書かれており、
国の予算は4千万人分で、申込数が上限に達すると申請を締め切る。総務省は「年内に申し込めば間に合う見込みだ」としている。
ということでした。「申請数」と言っていますので、「予約」の数ではなく、実際にキャッシュレス決済サービスとの紐つけを行う数の上限っぽいですね。