第2の人生の構築ログ

自分の好きなことをやりつつ、インカムもしっかりと。実現していく過程での記録など。読書、IT系、旅行、お金に関係する話などの話題。

FIRE (Financial Independence, Retire Early) ではなく、FIRA60 (Financial Independence, Retire Around 60) かなと

プロフィール覧に以下の記載をしています。(2022/05/15 現在)

FIRA60 (Financial Independence, Retire Around 60) の実現を目指します。

FIRE (Financial Independece, Retire Early) という言葉はだいぶ日本でも広まり(逆にもうブームとしては下がり目?)、私自身も経済的な自立を早いタイミングで確立して、会社員という立場を離れて自由に生きていきたいと思っていたものでした。FIRE というキーワード自体は新しいかもしれませんが、「ヤンリタ論」(若くしてのリタイヤ)など、その考え方は大分前からあったものだと思います。

その思いは今も変わりありませんが、俗に言われる FIRE と私の望んでいるものとはちょっと異なるのではないか?と思っていました。そしてたまたま本屋さんで以下の本に出会い、

そうだ、私が目指しているのは、FIRA60 (Financial Independence, Retire Around 60) だったのだと、思い当たりました。私にとっては60歳はまだ先の話ではありますが、時間の流れなんてあっという間です。考え方自体は早くから身につけておいた方がよいと思いますので、若い方々にも上記の本はオススメです。

FIRE は考え方としてアリだとは思いますが、手段が目的になってしまうと本末転倒です。

「ヤンリタ論」や「FIREムーブメント」の底流にあるのが、仕事を「早く辞めたい」という思考だということです。

...(略)...

しかし、「早く辞めたい」ということは、よっぼど「イヤな仕事」をしているのだということです。 実は、重要なのは早く辞めることでなく、「イヤな仕事」を「イヤじゃない仕事」に変えることなのです。充分なスキルを積んでから、慎重に転職するのであれば、それはオススメの一手です。

60歳までに「お金の自由」を手に入れる!

「早くリタイアすること」自体が私の目的ではないのです。

イヤなじゃない仕事か好きな仕事をして社会貢献と社会参加をしながら、60歳くらいまでは働いて、「お金が貯まって財力はついたが、気力と体力に自信がなくなった。そうなったら、その時点で辞める」というのが理想的な生き方だと思うのです。

全くもって同意なのです。。 まず、私が会社員という立場でやっている仕事自体は幸いに嫌いな仕事でもなく、まぁいつもニコニコ仕事できる訳ではありませんが(イヤなこともあります。。)、好きなことを仕事としてやっており、おそらく会社員を辞めたとしても同じようなことをやっているのでは?と思えます。

そう、仕事自体から離れたい訳ではないんですね。ただ、会社という組織体の中でいろいろな考え、思いがありますから、自分の思っている通りに全ての事が進むことはありません。それは当然の話です。自分の思いと会社の思いがうまくバランスとれているのであれば、会社にいて働き続けて全く問題ありません。

そういった中で、精神的な支え、余裕があると、会社で何か不愉快なことがあったとしても、何とかやっていけるはずです。その支え、余裕は「経済的基盤」、まぁ要はお金ですね、が最も大きいと思います。「辞めようと思えば、いつでも辞められる」、これがあるのとないのでは全く違います。

「盤石の経済的基盤」を構築してしまえば、この「Exit Option」を持てます。これが重要なことなのです。 「Exit Option」を持った上で、あえて働くのです。なぜなら、「イヤじゃない」から。

残念ながらまだ私には「盤石」のものが完成しきれていません。。まぁ、それを手に入れるための努力は続けていますが、まだ時間はかかりそうです。

早く完成させて、

「60歳を過ぎたら、『お金のため、生活のために、仕方なく働く』ということを回避しましょう!」

ということを実現できるようにしておこうと思います。
逆に言いますと、そうでなければ(ご飯を食べるためだけに働いている状態でないのであれば)、ずっと働いていたいですね。。

あと、お金の部分で注意しないといけないのが、

「早くお金持ちになる」ではなく「お金持ちであり続ける」

の違いをしっかり認識しておくのは重要ではないかと思います。人生100年時代と言われますが、死ぬまでにいくら必要なのかなんて正確な数字はわかりません。結果としてのお金自体を用意するのではなく、お金が増え続ける仕組みを用意しておくことが必要なのではないかと思います。

自分自身を資本(人的無形資産)として働くことは最重要ですが、やはりしっかりと資産運用(有形資産)できる知識とノウハウは早くから身につけておくに超したことはないと思います。私自身の反省としては、自身への投信を最優先(お金だけでなく時間も)し、資産運用に手を付け始めたのは大分遅くなってからというところでした。学校教育でも「資産形成」、「金融教育」が始まると聞いています。もっと早くやるべきだったとは思いますが、若い頃からこのあたりの情報に触れておくはとてもよいことだと思います。