3年前の2016年に一月に最低でも5冊は本を読むことを自身へのノルマとして課していました。ここ数年クリアできていなかったのですが、今年は更に厳しい年となってしまいました。。無念ですが、ノルマクリアは全く無理そうです。。
ちなみに、数だけですが、2016年からの履歴です。技術書はカウントから外しています。
2016年 (計: 68冊)
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
5 | 7 | 3 | 7 | 7 | 7 | 6 | 6 | 7 | 6 | 3 | 4 |
2017年 (計: 30冊)
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
5 | 5 | 3 | 0 | 1 | 4 | 1 | 0 | 1 | 3 | 3 | 4 |
2018年 (計: 36冊)
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
5 | 0 | 5 | 3 | 4 | 2 | 5 | 1 | 5 | 1 | 2 | 3 |
過去2年サボり気味で、今年はといいますと・・・
2019年 (計: 29冊)
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
4 | 3 | 3 | 1 | 3 | 5 | 4 | 0 | 4 | 2 | 0 | 0 |
です。マズいですね・・・
読書家で知られる出口治明さん(ライフネット生命保険の創業者で現在立命館アジア太平洋大学(APU)の学長)、超忙しいときでも週4、5冊は読んでいたと。いや、もう恥ずかしいです。
僕は社会人になってから、週に10冊ぐらいは本を読んできました。就寝前に読書を1時間するのは、僕にとっては歯を磨くのと同じように習慣化されていたのです。
創業者として多忙だったライフネット生命時代は4、5冊に減りましたが、現在はそれよりも少ない3冊ぐらいしか読めない毎日が続いています。
言い訳ではなく、今後の改善に向けて、現在読書量が減っている理由を考えると、
- 朝(帰りも結構)の電車の時間は投資関連の情報収集に充てている
- 仕事で外国から人がきている時は夜のお付き合いに時間をとられる(今年はホント多かった。。)
- 単純に Day Work が多忙な時があり、パワーがなくなっている
というところかなと。まぁどれも確かにそうではあるのですが、出口さんも多忙な状況で、それでも週に4,5冊とかですので、もっと意識して読書時間を作らないといけないですね。
来年の課題とします。数が全てではありませんが、やはり最低レベルで月に5冊は読んでおきたいですね。
印象深かった3冊(プラス1冊)
今年読んでいた本の傾向としては、40代半ばを過ぎ、50、60代をどう過ごすべきか、今後のお金を稼ぐための仕事のあり方をどうするべきか、考えるところがあったので、それらの情報収集のためのものが多かったように感じます。
ちなみに、今年読んだ少ない本の中でも印象に残っている本を3冊(プラス1冊)あげるとしたら、以下の3冊(プラス1冊)でしょうか。

- 作者:橘玲
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2019/03/21
- メディア: 単行本
「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計のすすめ」の橘玲さんの「働き方2.0vs4.0 不条理な会社人生から自由になれる」です。実は橘玲さんの本はこの「働き方・・・」が初めてで、「黄金の羽根・・・」の方は読んでいませんでした。(その後読むことになりましたが。)
読了後の読書メモです。
「当たり前、普通と思っていたことの矛盾に気づかせてくれた。社会のおかしなところはいっぱいあって、それを嘆いていても始まらない。自分、家族をまずは守っていくことはできるので、そこからやっていこう。スペシャリストよりは拡張可能なクリエイターに移行していこう。 四十代にある程度の目処をたてて、FIRE しよう。」
そういえば、この本で FIRE を知ったんですね。

PIXAR <ピクサー> 世界一のアニメーション企業の今まで語られなかったお金の話
- 作者:ローレンス・レビー
- 出版社/メーカー: 文響社
- 発売日: 2019/03/15
- メディア: ペーパーバック
ピクサーを描いた本には、ピクサーの創業者エド・キャットムルさんによる「ピクサー流 創造するちから」 がありますが、この本はこれでまたなかなか面白い本でお勧めです。ピクサーのまさに現場、母体のお話になります。(しかし、去年のジョン・ラセターさんのセクハラ問題は悲しいお話でした・・・)一方、「PIXAR <ピクサー> 世界一のアニメーション企業の今まで語られなかったお金の話」は、ピクサーの財務を担当したローレンス・レビーさんの目線からのピクサーの物語です。スティーブ・ジョブズと一緒に経営サイドからの目線で描かれたピクサーになります。
読了後の読書メモです。
「中道という言葉が出てくるが、そう、バランスというのは重要だと思う。今の歳からの今後の生き方を考えていく上で参考になるところが多くあった。やはり、時間を無駄にしてはいけない。まだ、この先に進む具体的な道筋はできていないが、焦らず、諦めず、考え続け、やり続けよう。 「簡単です。片足を前に踏み出すんです。次は、反対の足を前に踏み出します」
「駒が今どう配置されているのか、それを変える術はない。大事なのは、次の一手をどう指すか、だ」
朝一日を始めるにあたり、瞑想するというのはいいかも。」
ちなみに、昨日読んだ週刊東洋経済 2019年12/28-2020年1/4 新春合併特大号 (大変革の10年が始まる! 2020大予測)の中でもユヴァル・ノア・ハラリさんが
インドにおける最も古い瞑想法の1つに基づき、毎日2時間瞑想し、毎年1、2ヶ月ほど日常から離れて瞑想リトリートを行っている。
とのこと。
ふむ、瞑想ですか。

- 作者:外尾 悦郎
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2006/07/14
- メディア: 新書
バルセロナを訪れた後に読んだ本です。
読了後の読書メモです。
「これは久しぶりに感動した。ガウディももちろん素晴らしいが、その素晴らしさを伝えてくれている外尾さんがまた素晴らしい。ガウディの作品、想いを引き継いでサグラダ・ファミリアを作り続ける中でガウディの思想、見ようとしていた世界を再現できているように感じる。自分も職人だと思っている。恥ずかしくない仕事をしていこう。」

破天荒フェニックス オンデーズ再生物語 (NewsPicks Book)
- 作者:田中 修治
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2018/09/05
- メディア: 単行本
当初3冊としていたのですが、これも今年読んでいたことに後から気付いてプラス1冊。
フィクションとはなっていますが、実話に基づいた小説です。メガネ通販のオンデーズオンラインストア|メガネ(眼鏡・めがね)、サングラス の復活劇、濃密な7年間のストーリーですね。
読了後の読書メモです。
「これ読んじゃうと自分自身の環境なんてかわいく見えてしまう。「この暗闇さえ抜ければ全てが上手くいく。抜けた先が目的地だ。そこまでは頑張ろう」と。結局抜けた先は次のチャレンジの入り口になっているのだが。。
- 目標を細分化すること
- 「任せる」ことと「ほったらかすこと」をはき違えないこと
- 「男なら荒れる海を越えていけ。そして自分を試してみろ。広い大海原で思うがままに舵をとれ。迷子になればまた港に帰ってくればいい。若いうちにしかできないことをやらなきゃダメだ」
- アフリカの諺。『早く行きたいなら一人で行け。遠くへ行きたいならみんなで行け』
- 倒れる時は前向きに。
」
まだ今年も残っていますので、できるだけ本を読む時間を作って、よい本と出会いたいと思います。来年は必ずノルマクリアを!